【m bloc】インドネシアテイストが味わえる最新スポット

インドネシアらしい体験がしたいけれど、現地で話題の最新スポットにも行きたいという方におすすめしたいのが2019年にオープンした総合複合施設「m bloc」。

館内には数十店ほどテナントがあり、カフェやレストランなどの飲食店はもちろん、雑貨・アパレルショップやイベントスペースもあります。

「m bloc」の館内で一番多いのが飲食店で、インドネシアらしい店を発見することができます。例えば、南国フルーツを使用したジェラート店「Kebun Ide Gelato」や、インドネシアで採れたコーヒー豆を使用するカフェ「Titik Temu」、インドネシア人が日常的に飲んでいるJamuを飲むことができるカフェ「Suwe Ora Jamu」（Jamuとは根茎や葉、花、種子、果実といった自然素材から作られるインドネシアの伝統民間薬です。こちらのカフェではそれを飲みやすくアレンジしています。）、ナシゴレンなどのインドネシア料理も食べられるオシャレなカフェバー「Oeang」、マナド地方の料理を提供するレストラン「Kedai Katong」などがあります。おしゃれスポットでありながらもインドネシアテイストを混ぜた店がたくさんあるので、インドネシア初心者にもおすすめです。

店は大通り（Jl.Panglima Polim通り）に面しているため、迷わず見つけることができます。

また、飲食店以外にも、アパレルショップやレコードショップ、アロマセラピー専門店、アニメグッズのショップなどがあり、週末になると地元の若者でにぎわっています。おしゃべり好きなインドネシアの若者たちは特に何をする訳でもなく、コーヒーを飲みながら談笑したり、「映え写真」を撮ったりとそれぞれの時間を楽しんでいるようです（インドネシア人はインスタグラムが大好き！　自撮りも上手です）。

館内でバザーなどのイベントも頻繁に催されているので、詳しくはホームページやSNSをご確認ください。

なお、ライブハウスが併設されています。私が行った日は、2018年12月にバンテン州で起こった津波により破壊されてしまったモスクを復興するためのチャリティイベントが行われていました。V1MASTというジョグジャカルタ出身のミュージシャンが登壇。彼らの音楽はインドネシアの伝統楽器のガムランやサペと現代ミュージックを融合したもので、とてもカッコよかったです（しかもイケメン！）。 オシャレスポットにふさわしいミュージシャンでした。ライブ中は音楽やカラオケが大好きで陽気なインドネシア人と一緒に歌って踊って盛り上がりました。

最新スポットでありながら、しっかりとインドネシアテイストが盛り込まれている「m bloc」。インドネシア在住者はもちろん、旅行者も楽しむことができる場所です。

そんなおしゃれスポットのなかで私が一番におすすめしたいのが、カフェバーの「Oeang」です。インドネシアはイスラム教徒が多いので、彼らの宗教を尊重し、アルコールの提供がないレストランもしばしばあります。そんななか、ここOeangはお酒を飲むことができ、インドネシア料理も味わえるからです。ピリ辛のインドネシア料理と冷えたビール、すごく合います（インドネシアの芋「シンコン」を使ったシンコンナチョス、皆さんに食べて欲しい一品です）。もちろんインドネシアコーヒーなどのノンアルコール飲料も充実しています。足を運んでみてください。

「m bloc」の利用にあたって、以下のような注意点があります。

１．駐車場がないこと。

２．現金がほぼ使えないこと（クレジットカードやデビットカードをお忘れなく）。

■m bloc

・住所：　Jl. Panglima Polim No.37, RT.1/RW.1, Melawai, Kec　Kby Baru, Kota Jakarta Selatan, Daerah Khusus Ibukota Jakarta 12160

・アクセス：　MRT（地下鉄）のASEAN駅とBLOK M駅とのちょうど真ん中で、どちらの駅からも歩いて5分以内というとても便利な立地にあります。

・営業時間：　店により異なりますが、ほとんどの店が10時からオープン

・URL:　https://mloc.space/

それでは、最後まで読んで頂き、てりまかしー。