【心に染みるインドネシア映画】Nanti Kita Cerita Tentang Hari Ini
まだまだ正常には戻らない生活のなか、Netflixなどでおうち時間を過ごされている方も多いかと思います。
普段は見るチャンスが少ないインドネシア映画に触れるチャンスもあるかと思い、ひと作品を紹介します。
"Nanti Kita Carita Tentang Hari Ini"
2020年はじめに公開され、一気にな話題になった作品。まだ読んではないですが、同じタイトルの原作本もあるそうです。実はこの映画を見たあとはちょっとホームシックになりました。家族に会いたくなる、そんな心温まる映画です。
ここからはネタバレ。
ジャカルタに暮らす5人家族の物語。過去の、とある出来事をキッカケに、過保護になり過ぎてしまった父。そんな父から小さな頃から長男として家族を守るようにプレッシャーをかけられるも、その期待に応えられず苦しむ兄。小さな頃から妹ばかりかわいがられることに嫉妬して心を閉ざしてしまった姉。そして家族という鳥籠の中から逃げ出し自由になりたい妹。そんな家族それぞれの気持ちを知りながら何も言えない母。
お互いがお互いを思い合っているのに、必要なときに必要なことができず、いらないときに不必要なことをしてしまいぶつかってしまう家族。
そんな家族が、各自抱えている過去のトマウマと向き合い、闘い、そしてほつれてしまっていた家族の絆を取り戻していきます。
監督は、Filosopi Kopiで有名なアンガ・ドゥイマス・サソンコ氏。長男役も同作品の主役のひとりを演じていたリオ・デワント氏。そして、ちらっと、もうひとりの主役のチコ・ジェリコ氏も出演されていました。Filosopi Kopi好きにはたまりません(笑)。
また「925」などヒットしたイケメンシンガーソングライターのArdhito Pramonoも出演!(眼鏡女子、必見のイケメン!)
さすが、アンガ監督。家族各々の過去のターニングポイントと現在がスムーズに行き来しており、それぞれの気持ちが痛いほど伝わってきました。
そしてストーリーはもちろんですが、撮影地もこれぞジャカルタというところばかりで、Blok Mの高架下や、古き趣きがあるコタなど、ジャカルタに住んでる人、住んでた人は、ここ知ってる!っと思わずなり、作品に入り込んでいく感じです。
特に、日常から離れ、家族とも簡単には会えない今、家族っていいなと思える心温まる作品かと思います。
ぜひご覧になってください。
それでは、最後まで読んでいただき、テリマカシー。
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