ガリラヤ湖畔では冬の新緑をお楽しみください

公開日 : 2011年02月20日
最終更新 :
筆者 : 大岩 功

 イスラエルは日本と同じように南北に長い国ですから、南部(砂漠)から北部へ旅行すると景色の違いに驚かされます。とりわけ緑が再生する「冬」、北部のガリラヤ湖畔を訪れる機会があればぜひ。

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 イスラエルの夏は暑過ぎて緑の下草は育ちませんが、冬の閑暑期に一斉に芽を出して開花し、花を愛でる人々の目を楽しませてくれます。オススメはこの季節2-4月、暑くなる前のさわやかなイスラエルが楽しめます。

 運が良ければいまだにこうして羊飼いに会うこともあり、聖書さながらの風景を楽しむことができます。初めてこの湖畔を訪れたとき、斜面に点在する泉の一つを訪ね、そこから見下ろすガリラヤ湖の姿に感動したのを覚えています。

 ガリラヤ湖はヘブライ語でキネレト(バイオリンの意)と言います。新約聖書に寄ると、かのジーザスが湖水の上を歩いたことで有名です。イスラエル唯一の水がめですが、農業用水の過剰取水、周辺諸国との分配、雨不足などにより年々水位が下がっています。今年の冬もまとまった雨が降らず、水位は下がったままです。

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 下がった水際に繁るアシ、対岸の緑とタイベリアスの街

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