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イスラエル/エルサレム特派員ブログ 関 望

イスラエル・エルサレム特派員が現地から中東地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2015年10月15日

イスラエルの治安について


イスラエルの治安について

最近の治安については、大使館からのお知らせは別途アップしている通りですが、念のため現地に住む者として、生活の状況をお伝えしたいと思います。(何の責任も取れませんので、安全情報は、あまり個人的意見を言うべきではないとは思いますが、渡航を検討している方のご参考になればと思い、投稿させて頂きます。)

まず、国全体の雰囲気として、緊張感が増してきていて、特に公共の多くの人が集まる場所では、実際のテロが起こっていなくても、間違えでパニックが起きるという状況です。エルサレムでは、特に緊張感が増しており、お店などは売り上げ90%減と伝えられるくらい、現地の人も必要がない限り、なるべく外に出ないようにしているようです。昨日はエルサレムのバス中央駅でもテロが起き、一時パニック状態にあったようです。昨日はさらに、旧市街の門の近くで警察とテロの衝突があり、観光客が流れ弾に当たるという被害も発生しているそうです。(*テレビのニュースで聞いた情報で真偽の確認はしていません。)

一方、基本的に会社は通常通り営業しているため、ほとんどのイスラエル人は毎日会社に通勤しています。そして会社では普通に仕事をしています。ただし、数日前にバスでも拳銃を使ったテロが起こったことから、公共の交通機関、特にバスはできる限り乗らないようにしており、車通勤の人が増加していて、道路が普段より混んでいるそうです。では、車なら安全かというと、10日程前には、渋滞で止まっていた車が襲われ、夫婦が子供の前で殺されるという事件がありましたし、場所によっては普段より石が投げられる可能性が上がっているので、安全とは言い切れません。
電車は各駅にセキュリティーチェックがあるので、比較的安全と言われていますが、今朝はハイファの近くで、実際はテロではなかったのですが、何かのきっかけでテロが発生したと間違われ、大騒ぎになり、一時的に電車が止まったそうです。

治安の悪化を受け、国内で拳銃を持つためのライセンスを取得する人、拳銃を入手する人も増えているそうですので、実際のテロ、あるいは勘違いでも、街中で発砲される状況に出会う可能性は上がっていると思われます。

現地の人は、とはいえこうした状況に慣れている面もあり、変わらず毎日通勤し、仕事をしておりますが、こういう状況に慣れていなく、自宅勤務が可能で臆病者の私は、近所以外はなるべく出かけないようにしています。

本来イスラエルへの渡航を誘致したくてブログを書いておりますが、現状は、残念ながら、最大の観光地である旧市街は近寄るのも怖い状況で、また、バスも乗れないので、特に個人旅行では、国内を旅行して回るのも難しい状況かと思います。さらに、状況が収束する雰囲気はまだなく、悪化する可能性も大いにあります。
また、衝突はパレスチナ人とユダヤ人の間で主に起こっているので、明らかに現地の人と見た目が違う日本人がターゲットにされる可能性は低いと思います。ただ、直接ターゲットにされなくとも、爆弾には目がついていないですし、車に乗っていれば上からは人の顔は見えないですし、流れ弾も人を選びません。(特にどちらかのサイドに立っている訳でもありません。念のため。)

最後に、あくまで上記は個人的意見であって、私はセキュリティーに関するプロではないので、冒頭に申し上げました通り、本投稿に関して何の責任も取れませんのでご了承ください。イスラエル関連のビジネスをされている方、万一私の意見でビジネスにマイナスな影響がありましたら申し訳ありません。

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