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イスラエル/エルサレム特派員ブログ 関 望

イスラエル・エルサレム特派員が現地から中東地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2015年12月30日

クリスマスを祝いにベツレヘムに行ってみた


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クリスマスを祝いにベツレヘムに行ってみた

メリークリスマス!

もう数日過ぎてしまいましたが、先週、クリスマスイブからクリスマス当日の12月24日の夜から25日に日付が変わるまで、ベツレヘムに行ってきましたので、簡単にその様子をお伝えしたいと思います。


まず、ベツレヘムといえば、イエス・キリストが生まれた場所として知られています。
大変簡単にイエスキリストの生誕の話を振り返ると(子供の頃に教会で習った記憶ベースですので間違っていたらすいません)、
「当時ローマ帝国下にあったイスラエルが全国民に住民登録をせよとの指令がおり、当時神の子を妊娠中であった聖母マリアも、その夫ヨセフと共に、住んでいたなナザレを離れ、ヨセフの実家があるベツレヘムに来ていました。ただしベツレヘムは住民登録の人で宿がいっぱいだったため、マリアは子供が生まれそうという状態だったにもかかわらず、二人は馬小屋で宿をとっていました。そして、無事イエス様が生まれると、天使から知らせを聞いた羊飼い、3人の賢人などが祝福に訪れた。」
ーーというのが一般的に知られているお話です。

さて、約2015年が経った今の状況に戻ります。ベツレヘムは、ヨルダン川の西岸地区(ウェストバンク)に位置しており、パレスチナ自治区の管理下にあります。ということで若干「ベツレヘムの小さな村」というより政治的な印象が残ります。また、パレスチナ自治区はイスラム教徒がほとんどですが、ベツレヘムに限っては、イエスキリストの生誕地という縁もあり、人口約7万人のの約半数がキリスト教だそうです。

外国人がベツレヘムを訪れる一番簡単な方法は、イスラエルに入国し、エルサレムからバスで行く方法です。通常は旧市街のダマスカス門近くからアラブバスで行きますが、クリスマスは、特別に、イスラエル政府の観光庁が1時間に1回、12月24日午後3時から12月25日午前3時までの間、無料シャトルバスを運行しています。

筆者は、夜の10時頃、旧市街ヤッフォ門近くのバス停から無料シャトルバスに乗り、ベツレヘムに行きました。同無料シャトルバスは、イエス様が生まれたとされる場所に建てられた生誕教会から歩いて5分弱のところまで連れて行ってくれました。

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生誕教会では、毎年クリスマスにミサが行われ、そのミサの様子は世界中に配信されています。
中に入るには、数ヶ月前にインターネット上で配布されるチケットが必要で、チケットがない場合は中には入れません。ただし、ミサの様子は、教会の前にあるスクエアにスクリーンが設置され、そちらから見れるようになっています。


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イエスキリストの生誕地ということで、クリスマスを祝うキリスト教徒観光客が世界中からたくさん来ると聞いていたので、エルサレムやベツレヘムは観光客で大賑わいかと思いましたが、去年は戦争直後、今年もテロが起こっている状況からか、ここ数年は観光客の数も減っているそうです。エルサレムもベツレヘムも、観光客はたくさんいましたが、想像したほど混んではなく、多くの地元の信者さんたちで賑わってるという印象でした。

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帰りも、同じ無料シャトルバスで(途中道路がふさがれるというアクシデントはあったものの)無事エルサレムまで戻りました。

なお、エルサレムの旧市街でも、あちこちの教会で、クリスマスミサが行われるほか、ワインやケーキが振舞われるところもありますので、こちらも一緒に回って見るのも絶対オススメです。

最後に、イスラエルは基本的にユダヤ教国家(7?8割ユダヤ教徒、1?2割イスラム教徒、その他)であるため、クリスマスの飾りつけなどを見かけることは、ほとんどありません。

イエスキリストが一生を過ごしたのに、クリスマスを祝わないというのは不思議な感じがありますが、日本やアジアと違い、クリスマスは宗教的なものという位置付けで、イベントだけの飾り付けというのはほとんどなく、一方、エルサレムやナザレ、ヤッフォなど、キリスト教と関連の深い地域では、クリスマスの飾りつけの他、クリスマスのミサが行われており、そうした地域には世界中からキリスト教の信仰者達がクリスマスに集います。

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カテゴリー イベント・行事・お祭り 交通・鉄道・航空
2015年12月30日
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