ヒーロー誕生

公開日 : 2007年08月31日
最終更新 :
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よそ様のテリトリーを侵害するようでなんですが、、、

おとついは一日CNNで「マンデラ」「ダイアナ」「マンデラ」「ダイアナ」の繰り返し

合間に「ギリシャの山火事」「カトリーナから二年」が盛り込まれるも、やはり一日「マンデラ」「ダイアナ」「マンデラ」「ダイアナ」

まるでカスタネット

よっぽどニュースがなかったか、よっぽど英雄が好きなのか

というよりきっとたぶん、英雄を祭り上げて讃えるのが好きなんだろうな

マンデラニュースの内容は

ロンドンの真ん中、国会前広場(Parliament Square)に完成したマンデラ前南アフリカ大統領像の除幕式の様子

アパルトヘイト(人種隔離政策)撤廃への功績によるものなのは言うまでもない

国会前広場には、チャーチル元英首相やリンカーン元米大統領らの像もあるけれど、存命中(89歳)に像が設置されるのは破格の扱いなのだとか

出席していたゴードン英首相に言わせれば、マンデラ氏は「我々の世代の最も偉大な指導者」で「マンデラ像は希望の光」になるらしい

気になるのはただ一つ

ホントに彼らは英雄なのか?

シンボルとして必用とされ、英雄を演じさせられているだけなのか?

悪く言うつもりは毛頭ないけど、なんだか雲の上の人のようで、肝心な何かがどうも伝わってこないような

英雄という大樹に身を寄せようとしている人々の、身勝手さが見えてしまうような

アパルトヘイトが撤廃されても、根深い問題はまだまだそのまま

英雄を仕立てて期待して、この人が良くしてくれる、救ってくれる、な〜て甘い夢抱いていてはノンノンよ

ロンドンのブロンズ全身像の高さは2.7m

ヨハネには、もっと大きな'希望の光'があるのだから、目覚めよ南ア

【写真】 雲には達しないけれど、地上三階ほどの'希望の光'

 人がいるのは二階部分

 @Mandela Square(←Sandton Squareから近年改名までされたほど)

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