年末年始旅行記1 カルー地方

公開日 : 2010年01月15日
最終更新 :

私達は12月31日にヨハネスブルグを出発し、カルー地方にあるGraaff Reinetまでの約800キロを途中休憩を入れて約10時間かけて運転しました。

カルー地方はイースターンケープ州に位置しており、雨の少ない乾燥している地域です。ヨハネスブルグから運転すると、車窓からみえる景色が緑から砂漠のような色に変わっていくのが分かります。

Graaff Reinet(アフリカーンス語で発音すると「クラーフ・レネット」、「ク」は喉で発音します)は18世紀に開拓され、南アフリカの中でも4番目に古い町です。町中にオランダ風の建物が今でも残っており、まるで18世紀に戻ったような雰囲気がします。

私たちはビクトリア調のB&B、Buiten Varwachten(ビューテン ファーヴァグテン)で2泊しました。スパもある可愛らしいB&Bです。

大晦日ディナーは予約していた有名シェフのレストラン、Gordon’s Restaurant(ゴードンズ レストラン)で頂きました。カルー地方で取れる食材を使ってお料理をすることで知られています。B&Bの中庭に10テーブルほどあるこじんまりとしたレストランです。大晦日のこともあり、素敵なデコレーションが各テーブルには素敵な飾りがされていました(クリスマスの残りものもありましたが…)。シェフのゴードンさんが直々日替わり3コースディナーの説明をしてくれます。

なんといってもお勧めはカルー地方の羊肉。羊肉特有の臭みが全くなく、とても美味しいですよ。

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特別な歌唱パフォーマンスもあり、とても思い出深い大晦日ディナーとなりました。

さて元旦は初詣もせず、Graaff Reinetから約60キロ先にあるNieu Bethesda、それからValley of Desolation国立公園を観光しました。

Nieu Bethesdaには不思議な美術館、Owl House(「フクロウの家」)があります。地元のアーティストHelen Martinsさんのお家だったものを美術館にしたものです。フクロウの他にも宗教的な像が多くあり、なんとも不思議な雰囲気...。

お昼はお勧めの地ビールレストラン、Two Goats Breweryで手作りチーズとサラミの盛り合わせを堪能。大晦日のアルコールがまだ体内に残っていたので、私はビールは飲みませんでしたが…。

Valley of Desolationで有名なCamdeboo国立公園では数億年前に火山噴火により形成された壮大な景色を見ることができます。南アフリカの中でも最もユニークな景色の一つではないでしょうか。高い岩は何となく映画「ロード・オブ・ザ・リング」のシーンのような雰囲気がします。

次回も引き続きイースターンケープ州ですが、象サファリやチチカマ国立公園を紹介します♪

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