南アフリカの不思議な英語 第1弾
南アフリカでは11種公用語があると以前にお伝えしましたが、ヨハネスブルグで最も良く使われるのはやはり英語です。
しかし英語と言っても南アフリカならではの不思議な言葉や言い回しがあります。英語がネイティブの人でも「え?」と驚くような表現を今回はご紹介します。
How’s it? (ハウズィット?) −南アフリカに来てきっと誰でも聞かれたことのあるフレーズ。 “It”って一体何を指しているの?と思われるかもしれませんが、ただ単に“How are you?”のことです。カジュアルな英語のフレーズ“What’s up?”に似ているかもしれません。
使い方:Hi! How’s it? (こんにちは。元気?)
Is it? (イズィット?)−これはかなり驚くフレーズですが、「そうなの?」という相槌をする時に使います。何が驚きかというと、相手が使った表現が動詞であっても名詞であっても “Is it?”であるからです。皆さん英語を習った時、もし相手が “I like sushi”(私お寿司が好きなの)と言ったら、返事は “Do you?”(そうなの?)と習ったはずです。しかし南アフリカ人は… “is it?”と返事するのです。びっくりです!
使い方:
A: “I went to Krugar Park last weekend.” (私先週末クルーガー国立公園に行ったの)
B: “Is it?” (そうなの?)
Just Now (ジャスト ナウ) - 普通の英語では「今すぐ」の意味。しかし南アフリカでは「後で」の意味となり、実際にどれくらい後のことかは不明瞭。30分後のこともあれば、明日のことかもしれないという奇妙な言葉。普通の英語での “Later”に似ています。“I'll call you just now”(今すぐ電話するね)と南アフリカ人に言われて電話の前で待っていたが何時まで経っても電話が来なかった、というようなエピソードは沢山あります。
使い方:See you just now! (後でね〜!)
Now now (ナウ ナウ) – 普通の英語ではこういう表現はありません。南アフリカでは先ほど説明した“Just Now”と比較して本当に「今すぐ」の意味。
使い方:I'll call you now now. (今すぐ電話します)
Shame (シェーム)− これは普通の英語では「恥」の意味で、 “Shame on you!”と言うと「恥を知りなさい!」となります。しかし南アフリカでは…日本語でなんと説明すれば良いのか分かりませんが、「残念」、または「あら〜」みたいな感じでしょうか。とにかく良く使われる表現です。特に “Ag shame” と “Ag”をつけるとより南アフリカ人的です。
使い方:
“Ag shame!” – 「あぁ、残念」
“Shame, your baby is so adorable!” – 「あら〜、あなたの赤ちゃん可愛いわねえ」
Bakkie (バッキー) – 後ろに荷台が付いたトラック、つまりピックアップトラックのこと。南アフリカでは荷台に荷物だけでなく人が乗っていることもよくあります。
使い方:
“Can I ride on your bakkie?” – 「あなたのピックアップトラックに乗せてもらっても良い?」
南アフリカを訪れる際は是非使ってみてください♪
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