W杯期間の交通情報＠ヨハネスブルグ

ワールドカップ開催までついに残り100日を切り、カウントダウンのお祭り等で南アフリカは各地で盛り上がりを見せています。現在ズマ大統領は英国を訪問中ですが、ワールドカップの宣伝も兼ねているようです。

ヨハネスブルグでも高速道路から見えるダウンタウンの象徴「テルコムタワー」にもサッカーボールの飾りが付いています！

さて、ワールドカップ期間にアフリカを訪れる際気になることの一つが交通手段ではないでしょうか。南アフリカは車社会であり、日本のように公共の交通手段が整っていないのが大きな問題です。

以前にブログでもご紹介した現在建設中のGautrain （ハウトレイン）はOR Thambo国際空港とヨハネスブルグ市内を結ぶ地下鉄です。将来的には首都であるプレトリアまで繋がる予定です。私の住むSandtonから空港までは約15分(現在車で渋滞が無い場合30分ほどかかります）、値段は空港から片道約80ランドになると聞いています（タクシーでは約300ランド）。ヨハネスブルグの道路はよく渋滞に悩まされるのでGautrainには期待が集まっていますが、ちゃんとワールドカップ開催前に完成するのかどうか少々不安が残ります。

最近はバスのルートも最近増えているようですが、便利さと安全面から見て観光客の多くの皆さんはレンタカーまたはタクシーでヨハネスブルグ内を移動することになると思います。そこで幾つかのお勧めの会社やアドバイスをご紹介します。

レンタカー

Avis、Hertz、Europcarが有名です。Avisに関しては海外からの観光客用の特別料金があるとのことです（ホームページでも予約可能）。

南アフリカは日本と同じく左側通行なので運転はしやすいとは思いますが、運転の荒い人や交通事故も多いので十分気をつけて下さい。また、国際免許が必要です。

タクシー

以前「南アフリカの治安」について書きましたが、そのままタクシーを道端で拾うのは危険ですので、かならず電話をして呼ぶ必要があります。ヨハネスブルグは幾つかの無線タクシー会社があります。私が主に使うのはRose Taxi（ローズタクシー）ですが、Safe Cab（セーフ・キャブ）も有名です。チップは人によりますが、10％くらいが適当です（私の場合、メーターが無いタクシーの運転手がいつもより高い値段を言ったときはチップを渡していません）。

Rose Taxi

電話 011-403-9625

メーター付とメーター無しのタクシーがあります（車は運転手の個人のものなので、車種は異なる）。メーターが無い場合予め確認する必要がありますが、長距離の場合は運転手さんと値段を交渉することができるので安上がりすることがあります。運転手さんと知り合いになれば個人的に連絡を取り合って迎えに来てもらったり、値段を交渉したりすることも可能です。

ちなみに空港からは予め交渉した場合約300ランド、SandonからRosebankまでは約80ランドです。

Safe Cab

電話　086-166-5566

メーター付で会社のロゴ付の車。メーターが付いているので安心ですが、長距離の場合高くつくこともあります。

ミニバス

ミニバスはミニバンの乗り合いタクシーのことです。値段はタクシーに比べて安いですが、ミニバス会社同士の争いや交通事故が多いため大変危険です。危ないので絶対乗らないようにして下さい。