サッカー2014年W杯 予選敗退の南アフリカにわずかな望み?

公開日 : 2013年06月18日
最終更新 :
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日本代表が一番乗りを果たしたサッカー2014年W杯に向けて、アフリカでも熾烈な生き残り競争が行われている。

エチオピア、ボツワナ、中央アフリカとともに二次予選グループAを構成する南アフリカは6月16日にアジスアベバ(エチオピア)で行われた対エチオピア戦に1対2で敗退。残り1試合を残して1位エチオピアとの勝点差が5点となり、予選での敗退が決まった......かに思われた。

ところが、驚きのニュースが飛び込んできた。エチオピアが6月8日の対ボツワナ戦にて、出場資格を持たない選手をゲームに起用したため、制裁処分が課される可能性が浮上してきたのだ。

BBCのWorld Cup: Fifa probe puts Ethiopia and Tunisia progress in doubtという記事によると、エチオピアのミッドフィルダーMinyani Teshome Beyene選手が対象となっているようだ。

(以下引用・要約)3月24日にアジスアベバ(エチオピア)で行われた対ボツワナ戦にて、エチオピアのミッドフィルダーMinyani Teshome Beyene選手はイエローカードによる警告を受け、累積枚数が2回となった。理論上は次の試合の出場が停止されるべきだが、同選手は6月8日にロバツェ(ボツワナ)で行われた対ボツワナ戦にも出場している。(以上引用・要約)

もし制裁処分が行われた場合、エチオピアは6月8日に獲得した勝点3を失い、対戦相手のボツワナに勝点3が与えられることになる。その結果、9月6日の最終戦を前に各国の勝点はエチオピア10点、南アフリカ8点、ボツワナ7点、中央アフリカ3点となり、南アフリカにも二次予選突破、すなわち最終予選出場のチャンスが浮上してくる。

最終戦はエチオピア対中央アフリカ、南アフリカ対ボツワナという組み合わせであることから、南アフリカにとって厳しい状況であることには変わりはない。しかし、ブラジルへの道が首の皮一枚つながるのと、可能性が断たれてしまうのとでは状況が全く変わってくる。裁定の行方から目が離せない。

(参考)

photo by: Celso Flores

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