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南アフリカ/ヨハネスブルグ特派員ブログ 旧特派員 笠原 由晶

南アフリカ・ヨハネスブルグ特派員が現地からアフリカ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2014年7月 8日

イエローカード不所持で強制退去処分に?/旅行者のための南アフリカ治安情報(2014年7月版)


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イエローカード不所持で強制退去処分に?/旅行者のための南アフリカ治安情報(2014年7月版)

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大使館から回ってきた情報を共有します。これは気をつけないと。


つい先日、次のような事件があったそうです。


「ナイジェリアから南アフリカに入国しようとした際に、入国審査で黄熱病予防接種証明書(イエローカード)の提示を求められた。ところが、イエローカードを所持していなかったため入国を拒否されて、その日の便で退去処分になった」。(出典:在南アフリカ共和国日本国大使館)


入国拒否の理由はイエローカードの不所持

黄熱病予防接種証明書、通称イエローカード。その名の通り、黄熱病の予防接種を済ませていることを証明する書類です。アフリカ大陸や中南米の多くの国で、ビザ発給や入国の要件として所持が義務付けられています。


南アフリカ共和国(南ア)の場合はどうでしょうか。南ア政府は、日本国籍を有する者の短期滞在(90日間以内)に対してビザを免除しています。そのため、イエローカードについて意識されることはあまり多くないかもしれません。


(参考)Immigration - Visa info/The South African Embassy in Japan

http://www.sajapan.org/immigration-visa-info/


ところが、ここに大きな落とし穴がありました。


南ア政府は、黄熱病感染国からの入国者に対してイエローカード原本の提示を求めています。そして、提示ができない場合にはこの事件のように、入国を拒否する措置を講じているのです。


これらの国々に立ち寄る時は要注意! 南ア政府が定める黄熱病感染国一覧

では、南ア政府が定める黄熱病感染国は具体的にどこなのでしょうか。


次のリストは、南ア入国時にイエローカード原本の提示が求められる国の一覧です(出典:在南アフリカ共和国日本国大使館)。ここで気をつけたいのは、入国に際して黄熱病の予防接種を必須としていない国がリストに含まれているという点です。


例えば、アフリカにタンザニアという国があります。黄熱病の予防接種はタンザニア入国の必須条件ではありませんので、未接種のままタンザニアを訪問することも可能です。その後南アに入国しようとしたら、入国を拒否されてしまった......ということがあり得る訳です。


●アフリカ

アンゴラ、ウガンダ、エチオピア、ガーナ、ガボン、カメルーン、ギニア、ギニアビサウ、ケニア、コートジボワール、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、サントメ・プリンシペ、ザンビア、シエラレオネ、スーダン、赤道ギニア、セネガル、ソマリア、タンザニア、中央アフリカ共和国、チャド、トーゴ、ナイジェリア、ニジェール、ブルキナファソ、ブルンジ、ベナン、マリ、モーリタニア、リベリア、ルワンダ


●中南米カリブ

アルゼンチン、エクアドル、コロンビア、スリナム、トリニダード・トバゴ、パナマ、パラグアイ、仏領ギアナ、ベネズエラ、ペルー、ブラジル、ボリビア


ちなみに日本の黄熱病予防接種実施機関は、夏休みを前にとても混み合います。ですので、予定が決まったら、ぜひ早めのご予約を。準備をしっかりしてトラブルに巻き込まれないよう、くれぐれもお気をつけください。


photo credit: rickpilot_2000 via photopin cc

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      笠原 由晶
      大学卒業後、料理人見習いなどを経て国際協力NGOに6年間勤務。妻の海外駐在を機に退職し、2012年4月から南ア在住。現在はハウテン州ヨハネスブルグとリンポポ州マカドを往復しながら、主夫業やニュース記事の翻訳を行う日々です。元バックパッカー。1981年京都府生まれ。南アでの愛称は「かちゃ」。ご連絡はこちらへどうぞ。

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