ソウェトで自転車に乗って走る、走る! 旧黒人居住区で大冒険(前編)
かつてアパルトヘイト下の南アフリカでは、人種ごとに居住地が定められていました。これらの中で、都市で働く労働者のために都市近郊に造られた居住区をタウンシップと呼びます。
ソウェトは南アフリカ最大級のタウンシップ
ソウェトのランドマーク 旧火力発電所
ソウェト(Soweto)は、ヨハネスブルグ(Johanneburg)郊外に設けられた南アフリカ最大級のタウンシップです。学生による反アパルトヘイト運動の1つ、ソウェト蜂起で13歳の少年ヘクター・ピーターソンが殺されたことをきっかけに世界にその名を知られることになりました。
最近では、2010年サッカー・ワールドカップ決勝戦を行った場所としての方が知名度が高いかもしれません。
ソウェトの街並み
ネルソン・マンデラ元大統領の旧自宅やヘクター・ピーターソン博物館など見どころが多いソウェトには、ヨハネスブルグからガイド付きのツアーも数多く行われています。でも、車の窓ガラス越しに街を眺めて博物館や記念碑を回るだけで、本当にソウェトを知ることができるのでしょうか。
......バックパッカー時代を思いだせ、街を知るためには自分の足を使うのが基本じゃないか! ということで、ソウェト内を自転車で疾走するサイクルツアー、Soweto Bicycle Tourに参加することにしました。
バックパッカーズホステルが主催 ツアーの所要時間は約2時間
このツアーは、ソウェト内のバックパッカーズホステルLebo's Soweto Backpackersが運営するもの。体力や関心に応じて2時間と4時間のコースが用意されています。僕たちは日曜日の午後に出発する2時間のコースをチョイス。出発の15時よりちょっと前に集合場所のホステルに到着しました。
ホステルに到着したら、まずは免責同意書に目を通して自筆のサインをします。続いて、ゲストハウス前に止められた自転車から自分に合ったものを選んで、ヘルメットをかぶったらいざ出発! グループの前に1人、後ろに1人、参加者をはさむ形でガイドさんがついて、安全面に気を配ってくれます。
出発直後にさっそく、山登りの洗礼が待っていました。あれ、これは意外とキツイかも......と思っていたら、見晴らしのいい高台でガイドさんが止まります。
「ははは、これは最初のテストだよ。この坂を登りきれれば大丈夫!」
とりあえず、ガイドさんからのお墨付きをもらうことはできました。この調子で2時間しっかり走り続けられることを願って、中編に続きます!
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