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南アフリカ/ヨハネスブルグ特派員ブログ 旧特派員 笠原 由晶

南アフリカ・ヨハネスブルグ特派員が現地からアフリカ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2015年7月10日

アフリカで生牡蠣が食べられるって本当?


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アフリカで生牡蠣が食べられるって本当?

よく冷えた白ワインと生牡蠣。最高の組み合わせですね。


ところで牡蠣と言えば、「あたる」食材の代名詞です。一方でアフリカには「未開の地」「不衛生」というイメージがつきまといます。そのため、アフリカで生牡蠣と言うと「危ないんじゃないの......」という反応をされることがしばしばです。


でも、これは大きな誤解です! アフリカの牡蠣は美味しいんですよ。特に、地元で捕れた鮮度抜群の牡蠣は身もぷりっとしていて最高です。


ということで、アフリカで生牡蠣を食べ続けて3年の僕が、南アフリカ、ナミビア、おまけでモザンビークの生牡蠣事情を紹介したいと思います。


南アフリカの牡蠣事情

南アフリカで牡蠣と言えば、何といってもナイズナ(Knysna)が有名です。毎年7月に開催されるオイスターフェスティバル には国中の牡蠣好きが集まり、10日間でなんと20万個の牡蠣が消費されています。20万個ですよ......!


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ナイズナのレストランで食べた生牡蠣


去年、日本から遊びに来た父親と友人を連れてナイズナを訪問したのはちょうどこのお祭りの開催直後。天然物を楽しみにしていたのですが、店員さんが「天然物は全部食べちゃったわよ」と一言。これには笑うしかありませんでした。


ナイズナという一大産地を国内に抱えるだけあって、南アフリカではそれなりのシーフードレストランでは生牡蠣がメニューに載っていますし、魚屋さんや富裕層向けのスーパーマーケットに行けば生牡蠣を買うことができます。


ちなみにヨハネスブルグ(Johannesburg)だとダンケルド(Dunkeld)地区のFisherman's Deli という魚屋さんが毎週水曜日と金曜日に牡蠣(とムール貝)を入荷するので、ヨハネスブルグ滞在中にはよくお世話になっています。


ナミビアの牡蠣事情

ナミビアでも牡蠣の養殖が盛んに行われています。1980年代にスワコプムント(Swakopmund)で始まった牡蠣の養殖は間もなく養殖は隣のウォルビスベイ(Walvis Bay)やリューデリッツ(Luderitz)に広がり、今ではオラニェムント(Oranjemund)でも牡蠣が育てられています。


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スワコプムントのレストランで食べた生牡蠣


こちらでは2種類の牡蠣が育てられています。まず1つ目は広島県、宮城県、岡山県などが有名な日本でもおなじみのマガキで、もう1つはフランス牡蠣とも呼ばれるヨーロッパヒラガキです。日本とフランス両方の牡蠣が一度に楽しめるなんて、ちょっとお得な気がします。


ナミビアでは養殖を始めた当初はチリから稚貝を輸入していたそうですが、今では水族館の温水設備を使うことで純粋なメイド・イン・ナミビアの牡蠣を育てられるようになったんだそう。


去年の年末はスワコプムントで牡蠣三昧の日々を送りましたが、きっとあの時食べた牡蠣もナミビア産だったのでしょう。


●灯台の下で味わうシーフード/ナミビア・スワコップムント情報

https://tokuhain.arukikata.co.jp/johannesburg/2015/03/namibia_22_degrees_south.html


●地元の人にも、観光客にも愛されるレストラン/ナミビア・スワコプムント情報

https://tokuhain.arukikata.co.jp/johannesburg/2015/03/namibia_tag_restaurant.html


モザンビークの牡蠣事情

そういえば、モザンビークのビーチでも行商に来た漁師さんから直接購入して生牡蠣を食べました。



●アフリカの漁師から直接魚を買ってみた/モザンビーク・トフォ情報

https://tokuhain.arukikata.co.jp/johannesburg/2015/01/mozambique_tofo_fish.html


牡蠣の漁獲量・生産量ランキングに名を連ねる南アフリカやナミビアとは事情が違って、たぶん養殖は行っていないはずです。となると、食べたのはきっと天然物。大ぶりでしっかりとした味だったことを覚えています。


先入観を捨ててアフリカで牡蠣を食べよう!

南部アフリカで海に面した3ヵ国はどこでも牡蠣が食べられる......そう、実は南部アフリカは牡蠣の一大産地だったのです! 先入観を捨てて、美味しい南アフリカワインとともに口に運べば旅の思い出がまた1つ増えるはずです。


●世界の牡蠣の漁獲量・生産量 国別ランキング(単位:トン)

1 中国 3,948,817

2 韓国 303,280

3 アメリカ 237,316

4 日本 161,116

5 フランス 83,165 1

6 メキシコ 51,990

7 台湾 26,923

8 タイ 26,508

9 フィリピン 20,764

10 オーストラリア 15,745

11 カナダ 12,987

12 アイルランド 7,560

13 インド 4,202

14 ブラジル 3,990

15 オランダ 2,540

16 キューバ 1,583

17 スペイン 1,361

18 ニュージーランド 1,326

19 イギリス 1,321

20 ポルトガル 819

21 チャンネル諸島 775

22 マレーシア 696

23 香港 488

24 インドネシア 383

25 セネガル 361

26 ナミビア 329 1

27 デンマーク 296

28 南アフリカ 261

29 モロッコ 244

30 チリ 205


出典:カキ(牡蠣)の漁獲量・生産量 国別ランキング統計・推移/GLOBAL NOTE

http://www.globalnote.jp/post-7338.html

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カテゴリー レストラン・料理・食材
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      ヨハネスブルグ特派員
      笠原 由晶
      大学卒業後、料理人見習いなどを経て国際協力NGOに6年間勤務。妻の海外駐在を機に退職し、2012年4月から南ア在住。現在はハウテン州ヨハネスブルグとリンポポ州マカドを往復しながら、主夫業やニュース記事の翻訳を行う日々です。元バックパッカー。1981年京都府生まれ。南アでの愛称は「かちゃ」。ご連絡はこちらへどうぞ。

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