南アフリカ航空、2020年6月中旬に国内線運航を再開か?

公開日 : 2020年05月30日
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2020年6月中旬からの国内線運行再開か、否か。南アフリカ航空(SAA)を巡って混乱が生じています。

Ramaphosa大統領による、6月1日からのロックダウン警戒レベル引き下げ(レベル4→レベル3に)発表を受けて南アフリカ航空は5月26日にプレスリリースを発表しました。

"South African Airways looks forward to resuming domestic services"と題するアナウンスでは、6月中旬よりヨハネスブルグ〜ケープタウン間の国内線再開に向けた準備を進めている、との説明がなされました。

South African Airways (SAA) is currently retaining its domestic schedule, as published between Johannesburg and Cape Town, with effect from mid-June 2020. Accordingly, SAA is focusing on ensuring operational readiness to resume flights once permissible.

このプレスリリースをもとに、クロゴ株式会社が運営するFly Teamが「南アフリカ航空、国内線の再開に向けて準備 国際線は6月末まで運休延長」として記事を配信しています。

しかし、5月27日のロイター通信配信によると、SAAの管財人は「6月中旬から国内線再開のプレスリリースを承知していなかった」「(需要回復が見込まれない中での)国内線運行再開が経済的合理性の観点から検討されるべき」として、6月中旬の国内線運行再開に否定的な見解を示しています。

SAAは昨年12月5日に会社再生プロセス入りし現在は管財人管理下にありますが、管財人と労組、管轄官庁である南ア公共企業省の間に不協和音が漂っています。SAA発表情報の取り扱いには、注意が必要です。

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