南アフリカ、10月1日から国際線商業便就航を再開......できるのか?
Xデーが明日に迫りました。
2020年9月16日(水)に南アフリカのRamaphosa大統領は、10月1日(木)から国際線の商業便を解禁すると述べました。新型コロナウイルスに感染拡大防止のロックダウンのレベル1への緩和を受けての措置で、3月から半年以上続いた封鎖措置がついに解除か、と期待が高まりました。
この発表では概要のみが公表され、「高リスク国」の定義や陰性証明に求められる内容などの詳細は後送というアナウンスでした。
・当初はOR Tambo(ヨハネスブルグ)、Cape Town International(ケープタウン)、King Shaka(ダーバン)の3空港のみ開放
・高リスク国からの渡航は制限
・渡航者に対して、出発前72日以内に発行された陰性証明の持参を義務づけ。持参できない場合は渡航者の自己負担にて自主隔離を行う
・到着時に新型コロナのスクリーニングを実施
・渡航者に対して南ア政府が定める新型コロトラッキングアプリのインストールを要請(will be asked)
さて、時は過ぎて9月30日。いよいよ明日から国際線が再開される......はずだったのですが、残念ながら詳細のアップデートがないまま今日にいたっています。
唯一提供された追加情報は9月17日(木)公表の政府官報を通じてのもの。「アフリカ大陸(African Continent)域内における渡航は自由に認める」との記載がありました。しかし、アフリカ大陸外の扱いはわからず、日本からの渡航が認められるのかも現時点では不明です。
一方で航空会社に目を向けると、エミレーツ航空は10月1日からヨハネスブルグ行きの運行を再開とプレスリリースで発表しています。また、記事執筆時点では少なくともエミレーツ、カタール、エールフランス、KLM、エチオピアの各航空会社が10月の東京〜ヨハネスブルグ便の予約を受けつけており、各航空会社は再開の前提で動いているという印象を受けます。
いずれにせよ、南ア政府からの追加情報が待たれます。
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