#40 サンボーの次はどこ行く?第二の観光地・サントゥク 山!

公開日 : 2019年09月11日
最終更新 :

コンポントムからこんにちは!

コンポントム特派員の舛屋彩子です。

今回は、コンポントム2番人気の観光地・サントゥク 山についてご紹介していきたいと思います!

サントゥク山は、コンポントム中心部から南に約17km離れた場所に位置する歴史ある聖山。

晴れた日は山頂からの見晴らしが良いため、

地元の方からは夕日スポットとしても人気があるようです。

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このサントゥク山、標高は207m。

この周辺には他に3つ山があり、ここが一番高い。(87−169m)

山頂までは809段(!)の階段があります。

これが結構な運動に。

しかし、脚力に自信がない人も大丈夫!

山頂までのバイクタクシーが待機しております。

(片道$2.5- / 往復 $5- 2019/7取材当時)

登りのみバイクタクシー、帰りは自力で、なんて選択もできますよ。

道中、猿がいるので

"サルを退治してあげるよ!ガイドしてあげるよ!"と

子供達がやってきます。

(言わずもがな、チップを請求されます。

 自己判断でお雇いくださいませ。)

歴史的背景に移っていきましょう。

国の中心がアンコールワットからPPに移った1487年、

当時の王様がサントゥク 山の山頂にお寺を建設しました。

1504年に彼が亡くなった際、

彼の遺灰はそのお寺に埋葬されたと言われています。

少なくともその頃から、サントゥク山は神聖な場所として信仰され続けて来ました。

他の周辺の山にはアンコール時代よりも前に山頂にお寺が作られていたとのことですが、

このサントゥク山はこの標高が故にずっと放置され続けて来たとのこと。

また、このサントゥク の地名はアンコール時代の彫刻にも残されているそう。

結論づける証拠はないけれども、過去数世紀に渡って主要な信仰場所として突出していた可能性が高いと言われています。

サントゥク山の神聖な歴史も去ることながら、

壮観なのが巨大な岩に彫られた涅槃像。

(全部で4つ。ぜひ探してみてください!)

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このくらい巨大な岩に彫刻されている例はカンボジアでもあまり例を見ないとのこと!

そして、ユニークな形をした天然の岩々。

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こちらは、現地語で"トゥモーコンカエプ"(訳:カエル岩)。

人によっては、"いや、カメ岩だ!!"という方もいます。

これはなんの動物に見えるでしょうか?

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こちらは、通称"トゥモークロプゥ"(訳:ワニ岩)。

しかしこのワニ岩、山頂にあるものではなく、

車道から山頂を目指す道すがらにあるため

往復ともに階段から徒歩で山頂を目指した場合は巡り会えないお岩。

これはなんでしょう?

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ミステリアス、重量12kgなのに水に浮く岩。

真偽のほどは不明ですが、山頂にあるお寺の中で大切に保管されています。

ここから先は写真多めで。

オリエンタル感溢れるお寺。

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山頂からの眺め。地方らしい田園風景。

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寺院の中の蝋燭の蝋燭による蝋燭のための燭台。

年期が入ってますね〜〜。

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タプローム寺院感じる、岩に絡みつく木々。

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いきなりクイズ!

こちらの鳥、なんのために販売されているでしょう?

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正解は、お外に放すため(!)

この鳥が売られているすぐ近くにブッダ像があったのですが

ブッダ像の建っている方角(もしくは仏教上良い方角)に向けて放鳥すると良いことが起きるんだとか。

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プノンペンでも、王宮近くなどでたまに鳥が売られているのを見ますが

このためだったんですねぇ。納得。

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信仰の強さが感じられる。

岩々に残されたブッダ像。

サントゥク山でカンボジアの仏教文化を直に感じて見ては?

ロケーションはこちら。

入場料 $3-. (2019/7取材当時)

以前紹介した"サントゥク シルクファーム"も近いので、セットで回れますよ〜。

過去記事はこちら。

サントゥク地区にはもう1つ見応えのある場所があるので

後日またご紹介していきたいと思います!

では、最後までお読み頂きありがとうございました〜

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