ラ・プランテーションへ・・・世界一のコショウ作りを見にいこう!

公開日 : 2018年11月14日
最終更新 :

みなさん、カンポットで一番有名な名産物を知っていますか?

それは、「胡椒」。普段食卓で使うアレです。

カンポットは「世界一美味しい胡椒」と世界中で絶賛される品種

「カンポットペッパー」の産地なのです!!

・・・というわけで、今日は人気No.1の胡椒農園「ラ・プランテーション」を紹介します。

場所は、カンポットから東へ18kmほど。トゥクトゥクで大体1時間弱です。

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↑農園のすぐそばにある、美しい湖畔。この湖はクメール・ルージュ時代、農業用水確保のため強制労働により作られた人口のものです。

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↑着きました!ここが世界最高峰のコショウ「カンポット・ペッパー」の農園ラ・プランテーション!!

あたり一面に広がる胡椒の木と美しい田園風景。少し進むと、大きなログハウスが見えてきます。

農園では、無料でガイドツアー(英語)に参加できるとのこと。早速参加してみました!

まず初めに、農場で育てているコショウの種類を教えてもらいながら、それぞれを試食させてもらえます!

ずらり並んだ胡椒の数々。

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「生胡椒」。胡椒の実を収穫した直後のものです。海鮮料理によく使われます。

賞味期限が収穫から4日間と短いため国外では殆ど見られないレア品。

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「黒胡椒」。生胡椒を乾燥させたもの。一番ポピュラーなタイプですね。

ピリッとした風味が舌の中で長続きするのがカンポット産の特徴です。

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「赤胡椒」。完熟した胡椒の実を乾燥させたもの。口に入れると、

辛さに加えフルーティーな香りがします。

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「白胡椒」。赤胡椒をふやかし、皮をむいて乾燥させたもの。

辛味が少しマイルド。魚料理によく合います。

コショウってこんなに種類があるんですね!胡椒ばかり食べていたので、口の中がヒリヒリ・・・

試食の後は、カンポット・ペッパーに関する歴史について教えてもらえます。

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↑大きく育ったコショウの実。

食べもの一つにも、その土地の歴史がたくさん詰まっています。

胡椒の風味を噛み締めながら、カンボジアの歴史を想うのも一興かもしれません。

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↑レクチャーの後は外へ出て、農場や加工の過程を見学します。

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カンポットペッパーは、すべて無農薬、天然肥料による完全オーガニック栽培。

栽培には厳格な基準が設けられており、少しでも基準に満たないと、「カンポット・ペッパー」の名を冠することが出来ないそうです。

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非常にこだわって作られているのがわかります。

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ツアーは1時間弱ほどで終了。

お腹が空いたので、併設のレストランでコショウ料理を堪能しましょう!

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↑メニューはスペアリブやソーセージなど、お肉料理が中心。もちろん調味料はカンポットペッパー!

お値段は大体一皿6-7ドル。結構お腹いっぱいになります。

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さて、帰る前にお土産でも買って行きましょう。

ログハウス内の大きな売店では、お土産用のカンポットペッパーがたくさん!

食卓のお供に買っていくのもいいかもしれません。

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歴史あり、自然あり、グルメあり。まさに至れり尽くせりです。

カンポットに来たらマスト!な観光地です。

・・・というわけで、今回は「ラ・プランテーション」についてお届けしました。

所要時間は、食事含め2時間半くらい。

午前中だけでサクッと回れるので、短期間の旅行者にもオススメですよ。

営業時間:9:00-18:00

公式サイト:http://kampotpepper.com/(英語・フランス語)

※一部画像提供:La Plantation

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