【vol.12】ボーコー山のパワースポット「ワット・サンボー・プラム」
今回はボーコー山のパワースポットの一つ、Wat Sampov Pram ワット・サンボー・プラム(五つの船を持つ僧院)を紹介します。
ボーコー山頂上付近に位置するこの僧院は、歴史的建造物と絶好の景観を併せ持つ地元民のパワースポット。
「カンボジア国内では最も標高の高い場所にある僧院」として有名だそうです。
ここは、1924年、シソワース・モニヴォン国王のお母さん、ネアク・モネアン・ヴァンによって建てられました。
100年この地を見守ってきた建物たち。神秘的な雰囲気に満ち溢れています。
見どころは、不思議な形をした5つの岩が連なったエリア。
これが五つの「船の岩」です。
確かに船に見えなくもない。面白い形の岩は日本でもよく話題になりますが・・・
この5つの岩にはとある伝説が残されています。
父に反発して国を出た王子プレア・ソルンは、旅先で美しい女性と出会い恋に落ちます。
彼女の名はネアン・ネアック。なんとナーガ(蛇神)の国のお姫様でした。
ほどなくして、彼はネアン・ネアックと結婚。一週間ほど彼女の故郷、蛇神の国で暮らします。
故郷の人間界へ帰る日、義父の蛇王は彼が人間界へ帰るための手段として5つの船を用意させました。
やがて500人の配下を従え、その船で妻と共に帰国したプレア・ソルンは王宮を建設し、幸せに暮らしました。
その後、5つの船は放置され、やがて潮が引くとともに岩と同化。今のワット・サンボー・プラムの一部になっています。
メドゥーサみたいなものと考えればいいのかな?蛇神と結婚ってすごい。
この五つの岩の間で何かポーズをとるのが最近のインスタのトレンドのようです。
お寺からは、一面に広がるタイランド湾の絶景を拝めます。これがまた絶景!
海の向こうには、かつてカンボジア領だったものの今はベトナム領となってしまったフーコック島も見えます。
絶景のインスタ映えスポットとあって、地元の人々もセルフィーの嵐(笑)。
金の大仏もとても美しい!
休日は、この絶景を肴に地元の人々がここでピクニックをしています。
繁忙期はジュースの屋台も出ているのでここで少し休憩をとってもいいかもしれません。
場所は、「タンソー・ソカ・ホテル」から自転車で5分ほど。
ボーコーが誇る極上のパワースポット。パワーを貰いたいときはぜひご来訪を!
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