豪華絢爛 観光列車「花嫁のれん号」

公開日 : 2017年08月04日
最終更新 :
筆者 : ayucame

JR金沢駅からIRいしかわ鉄道線・JR七尾線を走り、能登半島の和倉温泉駅に向かう観光列車「花嫁のれん号」は金沢の伝統工芸である金箔や蒔絵など施し贅を尽くした豪華絢爛な車両で運行されます。

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「花嫁のれん」とは石川県の風習で花嫁さんが嫁入り道具の一つとして特注の加賀友禅の暖簾を持参し、嫁ぎ先の仏間に掛けて、それをくぐって仏壇にお参りすると云うものです。

この風習に因んで女性の幸せを願う伝統文化を列車名にすることで、利用者にも幸せを感じてもらいたいと云う意味が込められているそうです。

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列車は2両編成で全席指定の特急列車として運行されます。乗車には座席指定特急券が必要です。

運行日は金・土・日曜日を中心に設定されています。運行日には1日2往復運行されます。

運行日その他の詳細情報は↓

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金沢駅の出発ホームに花嫁のれんが掛けられます。

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列車にはアテンダントさんも乗務します。

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眩しい!

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和倉寄りの1号車と金沢寄りの2号車では少々趣が異なります。こちらは2号車。

2号車は4人用・2人用のテーブル席と外向きのカウンター席になっています。また、イベントスペースがあり、週末を中心に沿線自治体などがPRイベントを行います。

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記念乗車証が貰えます。

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金沢発和倉行の下り列車が1号・3号。和倉発金沢行の上りが2号・4号となります。

乗車日の4日前までに予約をすると、あの辻口パティシエのスイーツや特製のお弁当などが車内で提供されます。

下りではスイーツセットが頂けます。

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セットは洋生菓子とドリンク、お持ち帰りも出来る焼き菓子になります。焼き菓子はバームクーヘンやサブレなど。

予約が無くても1号車の売店でドリンクやアルコール類、お菓子・お土産品などが販売されています。

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和倉駅にも花嫁のれんが掛けられています。

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1号車は半個室になっています。

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伝統工芸品が展示されています。

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上りの花嫁のれん2号では和軽食のお弁当。4号ではおつまみと能登の地酒のほろ酔いセットが予約で提供されます。

人気列車で予約が難しいかもしれませんが、JR西日本の予約サイト「e5489」で、予約受付は乗車日の1ヶ月前からですが、更にその1週間前から事前申し込みが出来ます。これを使えば100%ではないですが席が予約できる可能性が高いです。

因みに、鉄子的発言になりますが花嫁のれん号はディーゼル車両なので「電車」ではなく「列車」です。

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