台北で話題!謎のシュールな鳥人間
台北駅から地下鉄駅につながる地下街を歩いて
階段を降りようとすると目にはいるオブジェ。
なんでしょうこれ?
鳥人間?
黄色い鳥の頭をもち、体が人間。
しかも、頭から水が流れているんです。
不思議なオブジェ。
どうやらこのオブジェ日本人観光客の間では
かなりの話題になっていて写真に収める人が
多いということで、台湾でも話題になっています。
何かのキャラクターと思いきや、実はよくよく
見てみるとこれは芸術作品なんですよ。
タイトルは「夢遊」。
作者は何采柔さんと郭文泰さんの
おふたりの共作。
台北當代藝術館の企画展示です。
このオブジェがなぜここにあるのか
解説をみると理由がわかります。
台北の都会の喧騒の中、「夢遊」(白昼夢)が
ひとときの間単調な日常生活から開放してくれます。
草原の中にたたずむ、鳥の頭をもつ少女。
手には鉛筆が握られ、頭からは水が体へと
流れています。
永遠に成長することのない女の子、
永遠に字を書き出すことの無い鉛筆。
静寂と流動、現実と幻想の間で
とどまる時。
この鳥人間が見るものを少女の足元に留まらせて
微笑み、夢を見るようにといざないます。
まさしく、いきかう人々で喧騒的な
地下街の一角。そこだけ、時が止まっている
ようです。
気になるあなたもぜひ台北地下街でご覧ください。
白昼夢をみるのもいいかも。
ただし、時間は忘れずに☆
オブジェ《夢遊》Daydream
場所:中山地下街と台北駅M1出口の間
筆者
台湾特派員
前田 公子
台湾の高雄在住。台湾人と結婚して20年。台湾の日常生活発信しています。
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