台湾新型コロナウイルス警戒レベル引き上げ感染拡大に対応
新型コロナウイルスの抑え込みに成功してきた数少ない場所だった台湾でもついに新型コロナウイルスの感染拡大が起こっています。
2021年5月15日に台湾本土の感染者が180人にもなり、同日、台湾北部のふたつの都市台北市、新北市において警戒レベルが第3にまで引き上げられました。
新型コロナウイルス警戒レベル対策
警戒レベル第3区域:台北市、新北市
期間:5月15日から5月28日
娯楽施設の閉鎖とともに
映画館、集会場、体育館、センター、コンサートホール、博物館、美術館、展示場、史跡資料館、記念館、スケート場、遊園地、児童遊戯場、社会人大学、高齢者学習センター、自習室、科学教育館、図書館、老人が食事を共にするセンターなどの閉鎖。
外出時のマスク着用
不必要な移動、活動、集まりを避ける
屋内5人以上、屋外10人以上の家庭での集まりや会合の停止
自主健康観察を行う
(症状がある場合は直ちに病院へ)
営業場所、公共機関においては人の流れを管理し、マスク着用、ソーシャルディスタンスの実施
職場や作業場においては防疫規定を守りながらリモートワーク、フレキシブル勤務など個人や仕事場での衛生管理を行う
飲食店では実名制を取り入れ、アクリル板設置、ソーシャルディスタンスなど防疫措置を実施する、できない場合はテイクアウトなど。
結婚式、お葬式では実名制を取り入れ、ソーシャルディスタンスをして、消毒作業の徹底
公共場所、交通機関においての消毒徹底
警戒レベルが引き上げられたことにより、台湾全土での対策も取られています。
台湾全土での新型コロナウイルス対策
娯楽施設の閉鎖、ダンスホール、ナイトクラブ、クラブ、バー、KTV、観光理容、マッサージ、ボーリング場、ビリヤード場、室内ゴルフ練習場、ゲームセンターなど
宗教活動、団体での巡礼や参拝の全面停止、寺院、宮廟、教会での実名制、ソーシャルディスタンス、消毒の徹底
小中学校の一般への解放を停止
クラブの交流活動停止
また上記の対策が取られるとともに台北地区では、感染者が急増している萬華地区で急ピッチで検査場を設置して検査を進めています。
台湾にお住まい、滞在中の方は政府の発表などに注意してくれぐれも気をつけてください。
下のリンクが台湾の中央流行疫情指揮中心発表のページです。
筆者
台湾特派員
前田 公子
台湾の高雄在住。台湾人と結婚して20年。台湾の日常生活発信しています。
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