台湾桃園国際空港で新型コロナウイルスクラスター

公開日 : 2022年01月10日
最終更新 :
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(画像は以前の桃園国際空港)

日本も含め、世界各国で増えている

新型コロナウイルス感染者。

ここ最近では各国でオミクロン株に感染して

いる人も増えています。

1月に入って台湾の玄関口でもある

桃園国際空港で新型コロナウイルスのオミクロン

変異株感染者が複数見つかりクラスターが発生しました。

台湾の中央流行防疫指揮中心が最新の情報を伝える為、

連日記者会見を行なっています。

ここ何日か桃園国際空港関係者、清掃員、タクシー

運転手、セキュリティ要員などが接触者として

広範囲にわたり検査されています。

DNAシークエンシング検査の結果、海外から台湾を訪れた方自身と、

その方が使ったトイレを清掃していた清掃員、また、

別の海外からの入境者とその入境者を乗せた防疫タクシーの

ドライバー、カートの清掃作業をしていた清掃員、そして、

空港内のセキュリティ業務についていた職員など感染者が判明しています。

1月8日時点では9000人近くの空港関連の職員がPCR検査の

見込みとされていて大規模な検査状況となっています。

現在、全ての空港関係者や空港の防疫関連の

仕事についている人が検査対象となり検査されています。

ニュースでは桃園空港は防護服を着た作業員によって

いたる所消毒作業がされている映像が流れています。

今日の発表では、空港関係者である新型コロナウイルス

感染者の家族も感染が判明し、家庭内感染に広がっています。

市中感染が広がる可能性があるので、

感染者の行った場所など足取りも既に公表されています。

春節を間近に控える台湾、海外から帰省する

人々で今後さらに入境者が増えるとされています。

台湾内では、このクラスターを抑え込もうと

頑張っていますが、春節と重なって更に緊張した

状況となっています。

台湾北部だけでなく、春節では台湾内の各地故郷への

帰省の移動も多いので、台湾全土で再び注意が必要です。

地球の歩き方 高雄特派員 前田公子

筆者

台湾特派員

前田 公子

台湾の高雄在住。台湾人と結婚して20年。台湾の日常生活発信しています。

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