殺気立つ夕方 ラマザン

公開日 : 2007年09月30日
最終更新 :
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9月14日から今年も始まりました、ラマザン月。

カラチの最高気温は35-8℃くらいでまだまだ暑い毎日なのに。

日が昇ってから夕方の合図まで断食。これが約1ヶ月続く。

この期間はいつも朝から店をあけるレストランや屋台屋さんも日の出前に店を開け、

いったん夕方前までclose。

オフィスも学校も早く始まり早く終る。

08:00-14:00が平均的なオフィス時間で、工場などはもっと早く始まり、早く終るところも。

仕事がはければ家路を急ぐ人たちの車で道は大渋滞。

夕方前からオープンのお店はサモサやパコーラー(テンプラ)を大量に買ってお家に帰る人たちで黒山の人だかり♪

ちょうど断食が明ける時間にバスに乗っていると、道端で停車し、まずは水や飲み物の補給が入る。

お客さんにもジュースなんかが配られる。

わたしみたいな異教徒にもジュースを差し出すお兄さん。

「ほら飲みな」って。素敵でしょ?

断食開けのこの時間は交通がものすごく少なくなり、いつもは渋滞の道もガラガラに。

断食開けの食事(イフタール)の時間近くにはなるべく移動をさけるのだが、仮にタクシーなんかに乗っていた場合、断食明けが近づくにつれドライバーさん、だんだん無口になっていく。

はりつめる空気・・・・

“殺気立つ夕方”なのだ。

この時期ラジオ等では番組の合間にイフタール・カウントダウンが放送されます。

「断食明けまであと20分です」「あと10分です」

☆FM103 ライブで聴けます

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