犠牲祭(Eid-ul-Azha)の動物たち 続々到着!
前回発表された今回のイード日程。
明日8日は準備日で9-10日がイード祭のスタート。
一軒屋に住んでいる人は、ヤギや牛などを購入。
購入された動物たちはおうちにデリバリーされやってくる。
(お顔が黒くて見えないが、真ん中がみんなに耳をつかまれているヤギさん)
アパートに住んでいる人や家に男手がない、
または大変なので買わないひとは
犠牲の動物用にお金を出して、お肉だけを受け取る(Hissah)。
さばいたお肉は隣人や親戚に配ったりする。
または貧しい人たちがピンポーンとやってきて
「お肉ください」とお肉を分けてもらいにやってくる。
喜捨が義務のイスラーム。
もらいにきた人にはお肉を分け与える、イスラームの慈悲。
もちろん収入の問題から買いたくても動物を買う事のできない人たちもいる。
わたしたち日本人からみると、
道端やご近所で牛がモーモーと草を食んでいる様子をみるにつけ
「君たちもあと数日の命か・・・」とつい思ってしまうのだが
こちらの人にはそのような考えはないようだ。
あくまでも神様へのささげもの。
神様のところにいくのだ。
毎年犠牲祭はそんなクロス・カルチャーを喚起させられる機会なのである。
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