ネパール燃料危機の影響 その3 (10月19日現在)

公開日 : 2015年10月19日
最終更新 :

10月1日付10月9日付でもお伝えしている、ガソリン不足(燃料不足)の影響について続報です。

相変わらず日本や国際社会からの関心は極めて低く、ほとんど報道されていませんが、状況はますます厳しいものになっています。

10月16日には、日本外務省からの注意喚起も出されています。

また、本日付で、在住者向けにお知らせも流れました。

通常、在住者向けのお知らせは、短期旅行者の方にはほとんど参考にならないことも多く、転載することはないのですが、今回はこの内容によって深刻度が伝わるかと思いますので、掲載いたします。

===以下、在ネパール日本大使館からのお知らせ転載です===

憲法公布後の情勢に関する注意喚起ついて

1 本件に関する「スポット情報」が外務省海外安全ホームページに掲載されています(下記URL参照)ので、お知らせいたします。

2 ネパール在留邦人の皆様におかれましては、現在、燃料や物資の入手が困難な状況においてご苦労されていることと拝察いたします。

各種情報から判断すると、残念ながら、現在の状況が近日中に大幅に改善することは期待できません。

3 つきましては、在留邦人の皆様におかれては、状況が長期化した場合を想定し、個々の状況に応じ、現在入手できるものを可能な範囲で購入備蓄すること、ガスなどの燃料が無くなった場合を想定して、缶詰などの食料や水の確保などをご検討することをお勧めします。

4 カトマンズ空港を利用する商用便においては、既に往復分のジェット燃料の入手が困難であるとして、中国東方航空及び中国南方航空は11月中旬まで欠航することを決めています(詳細は直接航空会社にご確認ください)。

現状の長期化を踏まえて日本国内に一時的に帰国を検討されている方は、突然欠航する可能性を踏まえ、利用する航空会社に再確認をするよう留意してください。

===転載以上===

筆者

ネパール特派員

春日山 紀子

2000年よりカトマンズ在住。

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