タライ地域での各種抗議活動への注意喚起

公開日 : 2017年03月08日
最終更新 :

3月7日付、在ネパール日本大使館からのお知らせを転載します。

===以下転載===

タライ地域での各種抗議活動への注意喚起

3月6日にお知らせした情報に引き続き、当館が入手した情報を次のとおりお知らせ致します。

1 3月6日、タライ地域サプタリ郡にて、マデシ系政党による抗議活動が過激化し、治安維持のための行動にでた警察部隊とマデシ系政党支持者の間で衝突が発生しました。この衝突で一部抗議活動家が小型爆弾を投げるなど暴徒化したため、警察側は催涙ガス等で対応しましたが収めることができず、最終的には銃撃によって鎮圧しました。結果、4人が死亡、11人が負傷、警察側も35名が負傷する大惨事になりました。

2 この事件を理由に、マデシ系政党は、3月7日、8日の2日間、タライ地域でのバンダ(ゼネラルストライキ)を予定しています。また別のマデシ系グループは本日3月7日サプタリ郡でのバンダ(ゼネラルストライキ)を予定しています。

3 マデシ系民族政党は、2015年9月から2016年2月まで、反政府活動の一環としてインドとの国境を封鎖し、車両を放火するなどの過激な行動を起こしています。タライ地域への移動・滞在を予定している方は上記情勢を留意の上、報道等から現地の最新情報を入手し状況に応じて計画を変更、延長することも含め自身の安全確保に努めて下さい。

===転載以上===

筆者

ネパール特派員

春日山 紀子

2000年よりカトマンズ在住。

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