【ネパール】カトマンドゥ空港滑路メンテによるルクラ路線への影響

公開日 : 2019年04月05日
最終更新 :

去る4月1日より毎日22時~翌朝8時までの間、カトマンドゥ空港滑走路の大掛かりなメンテナンスが実施されています。

ネパール唯一の国際空港であるカトマンドゥ空港ですが、滑走路は一本しかなく、国内線・国際線で共用しています。平常時は、朝6時半から飛び始めるエベレスト遊覧飛行(マウンテンフライト)や、エベレスト街道トレッキングの玄関口まで飛ぶルクラ路線の運航がありましたが、これらすべて8時以降が始発となっています。

また、夜間は、日本人の利用の多いキャセイパシフィックエア(ドラゴンエア)やマレーシア航空、中国南方航空などもありますが、こちらは22時以前の到着・出発にスケジュールが変更になっています。

今のところ大きな混乱は発生していないようですが、平常時でも欠航や遅延の多いルクラ路線に関しては影響が出ている模様。

8時以降であればカトマンドゥ~ルクラ間の運航は予定通りありますが、これだけでは便が少ないため、代替フライトとしてラメチャップ~ルクラ間の臨時便も増発中。

しかし、カトマンドゥ~ラメチャップ間は陸路で移動する必要があるため、往路は深夜2時にカトマンドゥを発ち数時間かけt陸路ラメチャップまで移動しなくてはいけないという、かなりハードな行程に。

ゴールデンウィークの限られた日程の中でエベレスト方面トレッキングをご計画の皆さん、カトマンドゥ~ルクラ間の移動が、いつも以上に面倒なことになりそうですので、日程には余裕をもってご計画ください。

筆者

ネパール特派員

春日山 紀子

2000年よりカトマンズ在住。

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