カトマンズ盆地内行動規制緩和（6月22日～）
2021年6月20日付在ネパール日本大使館からのお知らせを一部転載します。
＝＝＝以下転載＝＝＝
新型コロナウイルス感染拡大を受けてのカトマンズ盆地内３郡における行動規制（一週間の再延長について）
１ カトマンズ、ラリトプール及びバクタプールの郡当局は２０日、新型コロナウイルス感染拡大の防止措置として、６月２１日までとされている行動規制（Prohibitory Order）を６月２８日までの一週間再延長することを発表しました。
２ 本行動規制は６月２２日から６月２８日までとなります。行動規制の一部が緩和されます。主な緩和内容は以下のとおりです。
（１）食料品店（八百屋、果物屋、肉屋、飲料水販売店、乳製品店等）、デパートメントストア（食料品販売部門に限る）、文房具店、書店の営業が午前１１時までに限り許可されます（薬局は時間制限なく営業しています）。
（２）デパートメントストア（除く食料品販売部門）、ショッピングモール、衣料品店、化粧品店、スポーツ用品店等の営業は、月、水、金曜日の午前１１時から午後４時までに限り許可され、宝石店、キッチン用品店、電化製品店、自動車販売・自動車用品店、携帯電話販売店、パソコンショップ等の営業は、日、火、木曜日の午前１１時から午後４時までに限り許可されます。
（３）建築資材店（ホームセンター、電気製品、家具等）、金物店等の営業は、毎日午前１１時から午後６時までに限り許可され、自動車整備店は、毎日午後７時まで営業を許可されます。
（４）レストランからの持ち帰り・デリバリーやデパートメントストア（食料品等の生活必需品に限る）のホームデリバリーサービスは前回同様、午後７時までに限り許可されます。
（５）結婚式等のお祝いには、家庭内で１０人まで集まることができ、その際の車両は２台まで使用できます。
３ 車・バイクの使用（人数制限は、自家用車は４人、タクシーは３人まで）、使用できる車両はナンバープレートの末尾の数字が奇数の場合は，ビクラム暦の奇数日，偶数の場合はビクラム暦の偶数日に限ります（タクシーも偶数奇数で運行、ただしバス等公共交通機関の運行の停止は継続）。
前回の行動規制に関する領事メールは以下のとおりです。カトマンズ郡行政事務所DAO(District Administration Office)が発出した注意喚起にある取り締まりや罰金についても注意してください。
４ また、以前領事メールでお知らせした「カトマンズ郡における新型コロナウイルス感染症に関する新たな規制について」もご確認の上、やむを得ず外出する場合等にはご注意ください。
５ 行動規制は再度延長されることが決定しましたが、当地に滞在している邦人の皆さまにおかれましては、やむを得ず外出する場合には、引き続き、適切なソーシャル・ディスタンス（２ｍ以上）を取り、３密（密閉・密集・密接）を避け、マスクの着用・手指消毒を行う等、各自十分な感染対策をしていただき、感染状況に関する報道等の情報をご確認くださいますよう、お願いいたします。現在流行しているウイルスは、インドと同様の変異株の可能性が高く、以前と比較して、若年者も感染しやすくかつ短期間で重症化しやすい特徴を持っています。医療機関の空きベッドは、5月のピーク時と比較して探しやすくなってきましたが、引きつづき、各自感染防御に十分つとめていただくようお願いいたします。
６ 同様に、ネパール７７郡のうち７５郡の地域において行動規制が実施されているとの情報（６月６日現在）がありますので、併せて注意をお願いします。
＝＝＝転載以上＝＝＝
筆者
ネパール特派員
春日山 紀子
2000年よりカトマンズ在住。
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