ネパールの習慣・ダサインボーナス
早いもので、10月7日から秋の大祭ダサイン祭が始まります。
ダサインは正月ではないけれど、日本の正月前の、師走のようなあわただしさが漂うこの季節。服を新調したり、御馳走用の食材を買い求めたり、商店街や市場はたくさんの人でにぎわいます。
何かと出費も多い季節のためか、この時期ネパールでは、ボーナスとして月給の2倍を従業員に支払う慣習があります(渡す側も出費でたいへんなのですが。苦笑)。
自分の従業員のみならず、ゴミ収集業者や新聞配達員、(いまはオンライン授業中ですが例年なら)子供のスクールバスのドライバーさん、そのほか身近な人たちに心づけを渡したりも。
ということで、先日ゴミ収集業者の月の集金があった際、いつもの2倍(月のゴミ収集料Rs400+祭分ボーナスRs400)徴収されました。写真は、それが記された集金カードです。(Rs1≒1円)
この時期ネパールに滞在されることがあれば、おつりの端数などには寛容になり「ダサインだから受け取っておいて(おつりはいらないよ)」くらい言えるようになると、現地の人に喜ばれるかもしれません。
筆者
ネパール特派員
春日山 紀子
2000年よりカトマンズ在住。
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