牝牛・牡牛・牝牛の糞を敬う日(ティハール祭、ガイゴル&ゴバルダンプジャ)
ネパール、秋の大祭ティハール祭。
ヒンドゥ教と人間との結びつきで切っても切れない、カラス、犬を敬う日があるのに続き、牝牛&牡牛、牝牛の糞に祈りを捧げる日もあります。(ガイゴルプジャ、ゴバルダンプジャ)
ヒンドゥ教徒にとって牝牛は神様。
牡牛は農業での助っ人。
牝牛の糞は神聖で、儀式や生活に欠かせない存在。
マリーゴールドで飾り赤いティカをつけお祈りします。
↓牝牛の糞をこんもり盛って、マリーゴールドの花と赤い粉で飾り、お祈りをしているところ。
またこの日、約2ヶ月半前のジャナイプルニマの日に手首に巻いてもらった紐(ラクチャバンダン)を、牝牛の尻尾に巻き付けることができると、死後三途の川を渡るとき牝牛が天国へと導いてくれる、という言い伝えもあります。
↓8月、手首にひもを巻いてもらう儀式の様子
↓ その紐を牝牛の尻尾に結び付けているところ
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牛たちと、牝牛の糞へのプジャの様子、動画でもどうぞ↓
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筆者
ネパール特派員
春日山 紀子
2000年よりカトマンズ在住。
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