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イギリス/ケンダル特派員ブログ トモコ・オルダーソン

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2018年11月25日

ノッティング・ヒル ウォーキングガイド vol1


ノッティング・ヒル ウォーキングガイド vol1

ロンドンの北西に位置するノッティング・ヒル・・・というとまず思い出すのはあの映画、1998年ジュリア・ロバーツとヒュー・グラント主演で世界中を魅了した『ノッティングヒルの恋人』ですね。

映画がクランクインした当時から、ノッティングヒルの恋人のロケ地を訪ねる旅が大人気となり、世界中から旅行者がロンドンの小さな一角に押し寄せました。そして映画のシーンにふけりながらロケ地めぐりが観光のコースになり、映画に登場したブック・ショップのモデルになったトラベル・ブックショップ(ブレネム・クレセント13番地)も、そんなノッティングヒルの有名観光地の一つ。今もたくさんの旅行者が店先で写真を撮ったり、人でひしめく小さな店内を見学したりしています。
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今日はポートベロ・マーケットを南端から北端までを歩いてみることにしましょう。毎週土日、ポートベロ通りは、様々なアンティークの出店が立ち並ぶことで有名な世界でも最大級の蚤の市、ストリート・マーケットです。週末はかなり混雑しますが、歩いていくと、南から順にアンティーク→青果屋台→古着→食べ物屋台→フリマ、といった風にその区画ごとに特徴があることがわかります。
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ポートベロ通りには、昔から代々商売をしているアンティークショップがたくさん残っています。なかでも赤いアンティークの看板でひときわ目立っているのはアリスのアンティーク(ポートベロ通り86番地)。店内は素敵な「がらくた」にあふれ、一点もののビンテージの数には圧倒されてしまいます。それらのお店には一見アンティークのように見える「リ・プロダクション」と呼ばれる商品も売られていますから、本物をじっくり見極めてゲットしましょう。2-4alice.jpg
茶箱(ティー・キャディ)と呼ばれる木製の紅茶収納セットは私の注目アイテムの一つ。ティー・キャディは紅茶が貴重品だったころに富裕層を中心に使われ、箱の中には茶葉を保管する箱とそれらをブレンドするクリスタルのボールや銀製スプーンなどが入っています。綺麗な彫刻や木目など、さすが世界最大のアンティークマーケットだけあって、ポートベロ通りでは珍しいティー・キャディをたくさん見つけることができるのでお勧めです。2-5tea caddy.jpg
さらに北上していくと出店がたくさん並んでいる通りの先に「アンティーク・アーケード」と呼ばれる集合店舗があります。一番古いのは1951年創業のレッド・ライオン(ポートベロ通り165-169番地)といわれていますが、一歩足を踏み入れるとそこはまさに玉石混合、古いものなら「なんでもあり」といった大胆さが、その歴史を想像させるちょっと不思議な空間です。
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創業1911年の古い映画館エレクトリック・シネマ(ポートベロ通り191番地)はポートベロ・マーケットのほぼ中間地点。第二次世界大戦中には庶民の数少ない娯楽施設として、1960年代ヒッピー文化が全盛のころにはイギリス映画館業界をリードした前衛映画館として一世風靡しました。現在もレトロな外観、内装を残したまま個性派映画館として営業されています。バーでシャンペンを注文でき、しかも寝転んで鑑賞できる「ベッド席」や、くつろいで鑑賞できる「ソファー席」があります。2-7electric.jpg
おなかがすいたので、青果マーケットの屋台のベーカリーでちょっと一休み。大きなサモサを買いました。カレー風味の具が入った三角形の揚げ物です。ソーセージロールやバゲットのサンドイッチも売っています。2-8bakery.jpg
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2018年11月25日
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    ケンダル特派員
    トモコ・オルダーソン
    イギリスの湖水地方に住んで20年。通訳・翻訳の傍ら、英国アートアンドクラフトと日本の民芸運動に深い関心を寄せるインテリア・デザイナー。地元のアーティスト、陶芸家や工芸家と交流、ウイリアム・モリスやリバティの美しいデザインのプリント生地のコレクターでもあります。 DISQUS ID @disqus_Fmhc9y4wB7

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