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イギリス/ケンダル特派員ブログ トモコ・オルダーソン

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2018年11月25日

ノッティング・ヒル ウォーキングガイド vol.2


ノッティング・ヒル ウォーキングガイド vol.2

ポートベロ通りの青果屋台からさらに北上すると、ウェストウェイ(Westway)といわれる高速道路の高架下に到着します。週末は古着屋台が立ち並ぶので、デザイナーや学生など、ロンドンのファッショニスタが新作のアイデアやおしゃれなビンテージ・アイテムを求めて集まってきます。3-1portobello vintage.jpg
60年代や70年代のプリントのワンピースやヒッピー系、毛皮、ハリスツイードやミリタリーなどが所狭しと並んでいます。人が群がっている古着屋台には当然掘り出し物が多く、びっくりするような有名ブランドの古着が並んでいることもしばしば。旅人ならビンテージのスカーフやバッグなどの小物をさがしてみてはいかがでしょう。3-2portobello vintage 2.jpg
ちなみに、ポートベロ通り293番地にはかつてミリタリーファッション専門のちょっと有名な古着ブティックがありました。ミック・ジャガーがその店で買った赤い軍服を着てテレビ番組に出ると、たちまち店にお客が殺到、追従したジミ・ヘンドリックスやエリック・クラプトンによってミリタリーファッションが大流行しました。

高架の手前、電車が通る陸橋の壁にはカラフルなモザイク壁画があります。これは1930年代に勃発したスペイン市民戦争の時に、この地域からも市民の国際義勇軍がスペインに入り、フランコ総督の圧政と戦いました。 その勇姿をたたえて2006年に進呈されたものだそうです。3-4portobello wall.jpg
ポートベロ通りを挟んでその壁画の反対側にはアックラム・ビレッジ(Acklam Village)といわれる食べ物の屋台が集合する一角があります。3-5acklam.jpg
カリビアンをはじめ、トルコ、スペイン、イタリアン、モロッコ、中華、韓国、インドなど、世界各国のおいしいファーストフードを安く食べ歩きできるので、お昼時になると観光客、ロンドンのB級グルメファンで大変なにぎわいです。
アックラムビレッジの屋台の背後の壁には、ともすると見落としてしましそうな「落書き」があります。それはあの有名なバンクシーのグラフィティ。 80年代、社会への批判や皮肉を描いた彼のグラフィティがロンドンのいたるところに出没、大きな衝撃と興奮と勇気を与えました。「ディズマ・ランド」を監修たり、最近ではオークションで落札された絵をシュレッダーにかけたりして世界中の話題になりましたね。3-7banksy.jpg
そのままポートベロ通りを北上し、フリーマーケットのような屋台と赤レンガのスペイン学校の横を通っていくと、ゴルボーン通りに交差します。ゴルボーン通りにも蚤の市が立っているのでそれを散策すると、ちょうどその最終地点あたりにポルトガルのベーカリー、リスボア・カフェ(Cafe Lisboaゴルボーン通り57番地)があります。行列ができるそのお店の人気のお菓子はパティス・デ・ナタ(カスタードの焼き菓子)。値段も安いので10個、20個と注文している人もちらほら見かけます。私はカスタードの入ったボラス(丸いカスタードドーナツ)とコーヒーを注文して、外のテーブル席で歩き疲れた足休めすることにしました。3-8lisboa.jpg
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vol.3に続く・・・

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2018年11月25日
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      ケンダル特派員
      トモコ・オルダーソン
      イギリスの湖水地方に住んで20年。通訳・翻訳の傍ら、英国アートアンドクラフトと日本の民芸運動に深い関心を寄せるインテリア・デザイナー。地元のアーティスト、陶芸家や工芸家と交流、ウイリアム・モリスやリバティの美しいデザインのプリント生地のコレクターでもあります。 DISQUS ID @disqus_Fmhc9y4wB7

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