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クロアチア/コルチュラ島特派員ブログ すずきあんな

クロアチア・コルチュラ島特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


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2月の上旬ですが、外に出たら卒業式の日のような、少しまだ肌寒いものの確実に春に近付いていることを感じる、そんな天気でした。冬用の厚手のコートを着ていたので、歩いているうちにポカポカと身体が暖かくなって、マフラーを外した首元が風に当たって気持ちいいほど。


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九州の1.5倍ほどの面積の小さな国クロアチアですが、気温が氷点下まで下がる首都ザグレブもあれば、雪がほとんど降らないここコルチュラ島もあり。


コルチュラでは現地の人はブーツを履いて過ごしていますが、道路も乾いていて、寒さもさほど厳しくなかったので、スニーカーで一冬越せました。今年は暖冬だったようで、11月から3月に一気に飛んだような、あ、でも途中でクリスマスもあったなくらいの、冬でした。


日本と同じように四季がありますが、個人的肌感覚だと今年度は春春夏夏夏夏秋秋秋冬春といった印象で、長いバカンスシーズンの後、過ごしやすい秋がゆっくりと続き、閑散とした静かな冬が来たと思ったら、もう春の兆しが…!


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これは…さくら…?
ほんのりピンクに色付いた花びら、小さなつぼみ、緑の枝先、見れば見るほど桜にそっくりで、日本から遠く離れたクロアチア・コルチュラ島で桜を見つけて嬉しくなりました。


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空気が凛としていて、葉の落ちきった枝先がよく映える、そんな冬からだんだんと春へ移り変わりつつあるコルチュラ島。緑と花で街が色づき、賑やかでエネルギッシュな季節が待ち遠しいです。



2018年2月 6日

先日、ドブロブニクへ行ってきました。コルチュラ島からドブロブニクまでは船で2時間で行ける距離なのですが、生憎11月から4月の期間はシーズンオフのため運行していません。そこで今回は公共バスで向かいました。


行き
コルチュラ→ドブロブニク
6:45発 9:30着


帰り
ドブロブニク→コルチュラ
15:30発 18:15着


途中休憩15分ほど挟んでの移動なので、実質2時間半、結構あっという間に着きます。


コルチュラを出発したバスは港へ向かい、バスごと大きな船に乗って海を渡り、本土のドブロブニクへと走ります。ペリェシャツ半島のぐねぐね道を過ぎて、拓けた場所に出れば塩田の広がるストン。山の斜面に長い長い城壁が見えてきたらドブロブニクまであと1時間です。


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クリスマス直前のドブロブニクは、地元の人達と少しの観光客がいるくらいで、ゆっくりと街を見て回ることができました。クリスマスマーケットでは地元の若者達が集まってビールを飲んでいたり、子ども達が誕生日を祝っていたり、小規模ながらも地元の顔が見られてホッとする空間でした。


ドブロブニクに住む友達は「昔は街にイルミネーションなんてなくて、人も犬もネコでさえも外を歩いていなかった。でもこうして明るくなって人々が外に出るようになった」「夏は人が多すぎて家にこもっちゃうけど、冬はこうしてクリスマスマーケットとかにでかけるんだ」と言ってて、なるほど、夏に訪れたときにはなかった地元の生活感が街の空気としてあるのもなんとなくわかる気がします。


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ここ1ヶ月のドブロブニクは雨が降ったり曇ったりとどんより天気が続いたそうでしたが、この日は珍しく気持ち良いくらいの晴れで、冬の光が柔らかな1日でした。写真は城壁を歩きながら撮った旧市街で、ここでも自分のペースでゆっくりと見て回ることができました。


城壁を歩いていると、洗濯物が干されていたりぶどうの樹があったり、地元の生活を垣間見ることができて、このたくさんの赤い屋根の数だけ暮らしがあること、世界遺産である旧市街には戦争を経て今なお人がいて生活があること、冬のドブロブニクはさりげなく教えてくれます。


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城壁は旧市街をぐるっと囲っていて、様々な角度から旧市街を眺めることができます。この旧市街は半分海に突き出た形のため、城壁の右手は海、左手は一面の赤い屋根、と両側に広がる景色を楽しむことができます。


クリスマス付近の冬のドブロブニク。ベストシーズンとは言えませんが、この時期はこの時期で情報としてはあまり出回っていない新しいドブロブニクらしさも見られて、個人的にはとても楽しめました。


※文は12月22・23日に訪れたときの情報です
2018年1月11日

日本では年越し・お正月ムードの中で季節外れな記事となりますが、初めて過ごしたコルチュラ島のクリスマスについて、忘れないうちに様子を思い出しながらお伝えしたいと思います。


旧市街の玄関口や要塞など街の顔はイルミネーションで華やぎ、広場には数軒ほどの小規模クリスマスマーケットも登場するなど、クリスマスのおかげで少しだけ街に賑わいが戻ってきたコルチュラ。突如現れた仮設のスケートリンクからは子どもたちの声が聴こえます。


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「バカラル」(タイセイヨウダラというタラの一種)という魚を食べるのが伝統のようで、スーパーでは乾燥したバカラルが売られます。今回はオリーブオイルで調理したバカラル、じゃがいも、にんにく、パセリを混ぜていただきました。これが前日の昼食(ここでは手の込んだ料理を家族そろって食べるのは夕食ではなく、昼食なので)。


当日の朝は「メリークリスマス」と「ありがとう」が飛び交い、普段朝食は各自バラバラにとるのですが、クリスマスは特別で、最後に起きる人を待ってみんなそろってから食べます。朝食にはクロアチアの定番、生ハムやサラミやチーズなどが綺麗に盛り付けられて、焼きたてのパン、前日の夜に仕込まれた子牛も食卓にのぼり、白ワインも注がれて、ガッツリとした朝食。普段の朝はコーヒーとパン一切れで済ますようなクロアチア人達ですが、この日ばかりは特別で朝食とは思えない光景でした。


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朝食でお腹も気持ちも大満足でしたが、メインは昼食。別の種類の肉(なんの肉だか聞きそびれました)が焼かれ、肉から出汁をとって丁寧に時間をかけて仕込まれたスープ、ペッカ(ダルマチア地方の伝統料理で肉と野菜を窯で焼いたもの)など、真っ白なテーブルクロスのかけられたテーブルいっぱいに並べられました。


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そしてクリスマスに欠かせないのがたくさんのお菓子です。おばあちゃんはクリスマスの2日前から何種類ものお菓子を焼きはじめ、お義母さんは大きな大きなケーキをつくり、夜な夜な連日の作業からは1年に一度の大イベント感が伝わってきます。クリスマスだけでは食べきれるわけもなく、家族みんなで少しずつ大皿からつまむようにして食べていくのですが、遊びにきた友達におすそ分けしたり手土産にしたりするうちに、いつの間にかあれだけの量がなくなっている不思議…。


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ちなみにこのたくさんのお菓子をどこに保存しておくのかというと、なんと、外(テラス)。大きなコンテナに敷き詰めて、フタをして、カバーをかけて雨避け対策もバッチリ。この中身がお菓子とは誰も思うまい。暖房の効いた室内より保存に適しているからなのでしょうが、少しビックリしたそんなこんなのクリスマスでした。


さて、2017年8月末から始めさせていただいたこのブログ、拙い文章ですが読んでくださった皆様、コメントをくださった方々、ありがとうございました。これからもこの小さな島での日常をお届けできればと思っていますので、よろしくお願いします。



2017年12月31日
2017年12月21日
2017年12月 7日
2017年11月30日
2017年11月23日
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  • 特派員プロフィール
  • コルチュラ島特派員

    コルチュラ島特派員
    すずきあんな
    学生時代、航空券が安く買えたのでたまたま行った冬のクロアチアで、たまたま行ったコルチュラ島の田舎っぷりに惹かれてあれこれして移住。好きなことは食べることと眠ること。クロアチア人と5人暮らし。山形県出身。最近ブログをはじめました。 DISQUS ID @disqus_RdtCS0RjnU

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