クアラルンプールから1時間で行けるローカルビーチまでの風景
マレーシアのイメージの一つとして、南国リゾートがあります。
でも実際に観光スポットが集まるクアラルンプールは、高層ビルが立ち並ぶ大都会。
のどかな雰囲気を期待するとがっかり......なんてこともあるかもしれません。
クアラルンプール近郊でビーチリゾートはあるのか?
あるといえば、いくつかあるのですが、例えば高級ホテルのような豪華な設備と美しい白い砂浜と青い海、となるとちょっと難しいかもしれません。
そのような美しいビーチは一般的にはマレー半島の東側に多いとされています。
ではクアラルンプールがあるマラッカ海峡側(西側)の海岸沿いはどうなっているのでしょう。
実はローカルがのんびりと過ごす、よい意味で鄙(ひな)びたビーチがあるのです。
高速に乗って西へ1時間。風景は高層ビル群から、街道筋の商店街、そしてヤシの木が自生する田舎道へと移り変わっていきます。
着いたのはホタルの鑑賞地として知られるクアラ・スランゴル(Kuala Selangor)と工業港のポート・クラン(Port Klang)の間にあるローカルビーチ。
マレー半島は東側も西側も海岸線が続くのですが、西側は海水浴に適しているビーチは少なめ。
どちらかというと、ローカルの人々は「釣り」「海を見に来る」といった感じの楽しみ方をします。
このビーチでも、何をするというわけでもなくカップルや家族、友だち同士などでそれぞれにのんびりとした時間を過ごしていました。
海はお世辞にも、きれいとは言えないかもしれません。
でも南国らしい強い陽射し、風が吹き抜けるレストラン、駐車場のパサール(Pasar=マーケット)など、マレーシアののどかな光景が広がっています。
このようなビーチはリゾート施設などがない場合は基本的にはタクシーなどの車でのアクセスとなります。
レンタカーなどで旅行する機会がありましたら、このような場所などを見て回るのもマレーシアらしさを感じられるのではないかと思います。
筆者
マレーシア特派員
逗子マリナ
2016年からクアラルンプール 在住の主婦兼フリーランスライター。
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