ドリアンを食べるなら年2回の旬を逃さずトライ!

公開日 : 2019年06月12日
最終更新 :

果物の王者と呼ばれるドリアン(Durian)。

食べてしまえばその口当たり、食感、香りから甘み、苦味まで本当に魅了されてしまいます。

しかし、よく言われるハードルがその匂い。

日本ではドリアン=臭いというイメージになっているのではないでしょうか。

驚くことに新鮮なドリアンはほとんどあの独特の香りが全くしません。

ドリアンが匂いのは腐りかけ、もしくは実をとったあと廃棄される部分だったりします。

ドリアンの旬は2月、6~7月頃。

クアラルンプール近郊でドリアンの産地というとベントン(Benton)のものがよく知られています。

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というわけで、さっそく屋台に行ってきました。

この時期はナイトマーケット(パサ・マラム)などでもドリアン屋台を見かけますが、匂いがあるのでポツンと離れた場所で営業しています。

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実はドリアンと一口に言ってもさまざまで、10種類ほどあります。

甘い、苦味、お酒のような風味などなど。

ローカル(中華系)は、炊いたもち米の上にのせて食事のように食べることもあるそうです。

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ドリアンを食べに初めて屋台を訪れる場合はどれがおすすめか店の人に尋ねてみてください。

そうすると「スイートとビターどっちが好み?」と聞かれたりします。

ビターとはこれもまたドリアンの風味の一つで、苦味のあとから甘さがくるような種類なのだそうです。

ちなみにドリアンはホテルに持ち込み禁止のことが多いので、なるべくその場で食べましょう。

冷やさずに常温でそのままかぶりつくのがマレーシア流。

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今回は「初心者オススメドリアン(!?)」で、甘みと苦味のバランスがよいとされるD101(ディーアイオーアイ)を食しました。

その場で食べることにしたので、使い捨てのビニール手袋を渡してくれます。

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パックに入れてもらい実食。

写真のサイズでRM18(約468円)。

顔の近くまで持っていっても匂いません。

口に入れると、本当にとろけます。

ふわっとした甘みが口の中に広がります。

冒頭でもお伝えしましたが、ドリアンのシーズンは7月頃までです。

これを逃すとまた来年になってしまいます。

機会があったらぜひ一度は食べて(挑戦して?)みてはいかがでしょうか。

筆者

マレーシア特派員

逗子マリナ

2016年からクアラルンプール 在住の主婦兼フリーランスライター。

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