一部だけ黒い岩の海岸! 不思議なクアンタンのビーチ

公開日 : 2019年11月20日
最終更新 :

以前、マレーシア(マレー半島)のジョホール州にある東海岸のビーチについてお伝えしました。

ジョホールバルから1時間! 海外線が美しいデサルビーチ

パハン州(Pahang)はかなり広く、クアラルンプールから1時間のカジノリゾートのゲンティン・ハイランド(Genting Highlands)、高原リゾートのキャメロン・ハイランド(Cameron Higlands)、ジャングルで知られる国立公園のタマン・ネガラ(Taman Negara)、東側はチェラティン(Cherating)やクアンタン(Kuantan)などのビーチリゾートなどがあります。森林や海など観光スポットが多いのが特徴です。

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今回は、パハン州の州都クアンタン(Kuantan)の郊外にある不思議なビーチをご紹介します。

クアンタンから北東へ約10kmほどに位置するパンタイ・バツー・ヒタム(Pantai Batu Hitam)というビーチ。

パンタイ・バツー・ヒタムとは、マレー語で「黒い岩の海岸」を意味します。

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こちらのビーチ、のんびりしたマレーシアの雰囲気が漂い、マレーシアらしい風情あふれるローカルビーチです。砂浜が続く美しい海岸線が望め、これだけでもじゅうぶんに絶景ポイント。

しかしよく眺めてみると、なにやら一部に黒いところがあります。

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なぜかビーチの一部に黒い岩がゴロゴロしていて、周囲とは全く違う風景となっています。

居合わせたローカルの方に尋ねたところ、なぜそうのような地形になったのかは定かではないようです。

しかし、週末やスクールホリデーの期間は多くの人が訪れるのだそう。

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特に最近は、この黒い岩の部分と青い海、白い砂浜の対比が「映える」ということでSNSスポットとしても人気となっているとのことでした。

パンタイ・バツー・ヒタムは、日射しが強いものの涼しい風が吹き抜けるため、非常に心地よいです。

実際に黒い岩がある部分は、ビーチのほんの一部。あとはに普通の海岸線が続いています。

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この日は平日だったせいか、人がほとんどいませんでした。

足元の砂浜には、1cm以下のカニが無数にいて、穴を掘ったいたり。大自然を感じることができます。

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マレーシアには、有名なリゾートからこのようにローカル色が感じられる素朴なビーチまでがあるのが魅力のひとつです。

機会があったらまた訪れてみたいと思いました。

【データ】

パンタイ・バツー・ヒタム(Pantai Batu Hitam)

住所:26100 Kuantan, Pahang

(全ての写真撮影by逗子マリナ)

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筆者

マレーシア特派員

逗子マリナ

2016年からクアラルンプール 在住の主婦兼フリーランスライター。

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