KL郊外ジェンジャロムにある隠れ家カフェ
クアラルンプールから車で約1時間、クアラルンプール国際空港(Kuala Lumpur International AIrport=KLIA)から30分にあるジャンジャロム(Jenjarom)。人口の95%が中華系というコミュニティとなっています。
小さな町なのですが、佛光山東禅寺(Fo Guang Shan Malaysia Dong Zen Temple)という大きな禅宗の寺院があるため、コロナ前は年間数十万人の参拝客が訪れていたそうです。
※佛光山東禅寺(Fo Guang Shan Malaysia Dong Zen Temple)については次回お伝えします。
高速道路を降りた幹線道路沿いにはマレーシアの郊外でよく見られるショップロットが続き、住宅が点在している光景が続きます。
その高速道路の出入り口が幹線道路と交差する角に、ひっそりとあるのが、これぞ隠れ家カフェといったただずまいのマンション1969(Mansion1969/満園文創藝術館)。
外観は倉庫か大きめの木造古家といった趣なですが、内観は1969年をイメージしたレトロコンセプトなカフェとなっています。実際に中に入ると店内は屋号そのままのイメージが広がっています。
日本でいう昭和をイメージさせるような電話機、扇風機や、昔のバス停や駅などの待合に置かれていたような長椅子。などがある一方、居心地のよいテーブルやソファにはクッションなどがゆったりと店内に配置されています。
そして、クアラルンプールのカフェでなかなか見られないのが、こちらのカフェの庭の広々とした庭。
すぐ隣を幹線道路が通っているとは思えないほど森の中感があって、夕方の忙しい時間帯とは思えないほどでした。
エスプレッソベースのコーヒーが美味しいとのことで、まずはロングブラック(ブラックコーヒー)RM10(約290円)を。
残念ながらぜひ飲んでみたかった青と白の二層のブルーラグーン・スパークリング・ミルク(Blue Lagoon Sparkling Milk)というドリンクがソールドアウトだったので、アイス・レモングラス・ティー(Ice Lemon Grass Tea)RM8(約235円)に。
食事はケイジャン・グリルド・テンダー・チキン(Cajun Grilled tender Chicken)RM22(約647円)。
鶏肉は皮がカリっとして身は柔らかくグリルされています。ケイジャン味ということですがスパイスの風味は強くなく、またあっさりとしたホワイトソースがよくからみます。焼き野菜はほどよく火が通っていて、甘味が感じられました。
のんびりとした空気が流れ、お店というよりもどこかのリゾートのようです。
ゆっくりと暮れてゆく南国の夕方をガラス越しに眺めながら過ごすひとときは最高でした。
クアラルンプールからも離れているので、なかなか足を運びにくいかもしれません。
でもクラン(Klang)方面に出かけた際に少し足を伸ばして訪れてみてはいかがでしょうか。
【データ】
マンション1969(Mansion1969/満園文創藝術館)
住所:Lot 389, Jalan Klang Banting, Batu 13, Kg Sg Rambai, 42600, Jenjarom, Selangor
営業時間:12:00〜21:00
休み:火曜日
(撮影by逗子マリナ)
※撮影許可をいただいて撮影しています
※写真の無断転載禁止
筆者
マレーシア特派員
逗子マリナ
2016年からクアラルンプール 在住の主婦兼フリーランスライター。
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