京都・嵐山花灯路
会場となる嵯峨・嵐山地区の散策コースには小さな行灯が数多く(約2600基とか)並べられ、寺の門前や通りの角にはいけばなが展示してあります。また渡月橋や竹林のライトアップが行われ(午後5時〜午後8時30分)、エリア内の寺院の夜間特別拝観やコンサートなど様々な催しも行われています。
暗くなってから歩くのは不安になるような場所ですが、イベントのせいで大層な賑わいです。こういうところに来るとよく耳にするのが「人がいなけりゃね〜」。そりゃそうですが、何か矛盾してませんか?
特に目を引くことがあったわけでもなく、「なるほど」という程度の感想しかありませんが、一つだけ「ちょっといいかも!」と思ったことがありました。
東山辺りに出没する偽装(?)舞妓さんたちは見慣れてしまいましたが、ここでは平安か鎌倉時代頃のものと思われる装いをした若い男女を何人か見たことです。こちらも変装ビジネスのお客でしょうが、暗さと場所に妙にマッチして古人(いにしえびと)の幻想を見ているようでした。(実は本当に過去から現れた人たちだったりして…。でもタクシーで来ていたぜ〜)
これから行ってみようという方は寒さにご注意。私は寒くはなかったものの、両手が大変冷えました。手袋があったほうがいいかも知れません。因みに人の顔のライトアップは怖いです!
来年の3月後半には同じ趣向の京都・東山花灯路が開かれる予定です。
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