キトラ3 - 勝手に奈良特派員
(25日まで。500円)を見に奈良県の明日香村へ行ってきました。近鉄で行くなら橿原神宮前が最寄り駅です。近鉄京都駅から直通の特急でまっすぐ南下。50分で橿原神宮前駅に着きました。かなり遠いところというイメージを持っていたので、この近さ(速さ)は驚きでした。 直通の急行なら約1時間10分。京都間での通勤・通学が可能です。
(写真(寅)は奈良文化財研究所のホームページから)
奈良県のディープサウス(?)は初めてなので、帰ってから改めて地図で確認すると、歴史的ディープさは間違いないとしても、地理的には深南部ではまったくありませんでした。奈良県の南部はほとんど山岳地帯で、深南部と思っていた明日香村辺りさえ県全体からするとまだ北寄りです。
外に並んでいる人はいないので、もしかして?!と思ったのですが、期待むなしく館内には見学者の長い列。幸い予告に反し、80分足らずで壁画と対面することができました。
「公開までに、1300年かかった大作」(PRのためのキャッチコピー)は意外な小ささ(絵はどれも15センチ位の大きさ)で、ちょっと愛嬌を感じる寅はまだましでしたが、子と丑は残念ながら私にはそれとは識別できない状態になっていました。それにしても1300年という時間差をすぐには実感できませんでしたが、当時の人々が1300年後にこんなことになっていることを知ったら何を思うでしょうか?
明日香村の田園風景を見ていると「日本の古里」という感じがする反面、どこを掘っても何か出てきそうな土地柄なので、丘も小山もみんな特別な形に見えてしまい、どれも何かの遺跡や古墳じゃないかと思えてしまいます。村には見所が沢山あるので、観光には民宿に泊まって徒歩やレンタサイクルで回るのがよさそうです。遺跡や古墳めぐりに是非また行ってみたいところでした。
(写真中央奥が高松塚古墳。白いものは古墳の覆屋)
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* かめバス : 少し期待していたので、ちょっとガッカリ。亀の姿はしていませんでした。スピードものろくはありません。奈良交通の普通の車体のバスです。明日香村にある亀石に因んだ愛称で、「赤かめ」(主に観光用の周遊バス)と「金かめ」(主に村民生活用の循環バス)があります。
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