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日本国内/京都特派員ブログ 旧特派員 韮澤 成行

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2008年5月25日

キトラ3 - 勝手に奈良特派員


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キトラ3 - 勝手に奈良特派員

tora_sen.jpg 随分込むらしいので、休日を避けて先週「キトラ古墳壁画 十二支 子・丑・寅 特別公開」
(25日まで。500円)を見に奈良県の明日香村へ行ってきました。近鉄で行くなら橿原神宮前が最寄り駅です。近鉄京都駅から直通の特急でまっすぐ南下。50分で橿原神宮前駅に着きました。かなり遠いところというイメージを持っていたので、この近さ(速さ)は驚きでした。 直通の急行なら約1時間10分。京都間での通勤・通学が可能です。
(写真(寅)は奈良文化財研究所のホームページから)

奈良県のディープサウス(?)は初めてなので、帰ってから改めて地図で確認すると、歴史的ディープさは間違いないとしても、地理的には深南部ではまったくありませんでした。奈良県の南部はほとんど山岳地帯で、深南部と思っていた明日香村辺りさえ県全体からするとまだ北寄りです。


%94%F2%92%B9%8E%91%97%BF%8A%D9.jpg さて、橿原神宮前駅から東へ3キロメートルほどのところに会場の「奈良文化財研究所 飛鳥資料館」があります。駅から会場へはかめバス * で行きました。普段は1時間に1本しかないこのバスも、イベントがあると臨時バスが適宜、運行されるようです。10分ほどで会場前に着きましたが、館の入り口付近でスタッフが「待ち時間105分」と案内中。105分?1時間45分!です(最終日の今日(25日)、ケータイで確認したら、一時、3時間!!近い待ち時間になっていました)。

外に並んでいる人はいないので、もしかして?!と思ったのですが、期待むなしく館内には見学者の長い列。幸い予告に反し、80分足らずで壁画と対面することができました。


%8Eq%89N%93%D0.jpg 古墳石室の漆喰に描かれた十二支のうち、子・丑・寅の3点(タイトルの3はこれから)が石壁から剥がされてケースの中に陳列されています。長蛇の列が目の前にあるとじっくり見ている気にはなれず、1分も見ていなかったと思います。
「公開までに、1300年かかった大作」(PRのためのキャッチコピー)は意外な小ささ(絵はどれも15センチ位の大きさ)で、ちょっと愛嬌を感じる寅はまだましでしたが、子と丑は残念ながら私にはそれとは識別できない状態になっていました。それにしても1300年という時間差をすぐには実感できませんでしたが、当時の人々が1300年後にこんなことになっていることを知ったら何を思うでしょうか?


%83L%83g%83%89%8C%C3%95%AD.jpg 壁画だけでなくどうしても現地を見たくなり、タクシーに乗って帰り道の3倍ほども遠回りをして、キトラ古墳に寄ってから橿原神宮駅へ戻りました。人気のない現場は建物で覆われ、古墳はチラリとも見ることができませんでしたが、現地に行くことができたので幾分か納得。タクシー代は約3000円でした。


明日香村の田園風景を見ていると「日本の古里」という感じがする反面、どこを掘っても何か出てきそうな土地柄なので、丘も小山もみんな特別な形に見えてしまい、どれも何かの遺跡や古墳じゃないかと思えてしまいます。村には見所が沢山あるので、観光には民宿に泊まって徒歩やレンタサイクルで回るのがよさそうです。遺跡や古墳めぐりに是非また行ってみたいところでした。


%8D%82%8F%BC%92%CB.jpg このあと31日から別の場所で「国宝高松塚古墳壁画修理作業室の一般公開」が始まるので(6月8日まで)見学を申し込んだのですが、抽選結果はハズレでした。
(写真中央奥が高松塚古墳。白いものは古墳の覆屋)

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* かめバス : 少し期待していたので、ちょっとガッカリ。亀の姿はしていませんでした。スピードものろくはありません。奈良交通の普通の車体のバスです。明日香村にある亀石に因んだ愛称で、「赤かめ」(主に観光用の周遊バス)と「金かめ」(主に村民生活用の循環バス)があります。

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カテゴリー イベント・行事・お祭り
2008年5月25日
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      韮澤 成行
      東京の出版社を退職後、京都に転居。これまでは本の中の話でしかなかった歴史上の出来事が、ここには形跡とは言え今も身近に数多く残っており、現在も遠い過去もいつも並存しているような気がしています。京都には平安時代の初めに実在した人物が、ある寺の井戸から毎夜、冥界に通ったという言い伝えがあります。私も千年昔に行き来できるタイムトンネルを見つけたいと思っています。

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