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日本国内/京都特派員ブログ 旧特派員 韮澤 成行

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2008年11月12日

ライトダウン


ライトダウン

%83%89%83C%83g%83_%83E%83%93.jpg 昨今、どこもかしこもライトアップばやり。今年もそんな季節がめぐってきました。ここだけの話ですが、正直私は飽きました。そんなところへ、逆を行くイベントが催されました。

「源氏物語千年紀、京都御苑130年記念「平安王朝の夜と御苑の森」」(主催:源氏物語千年紀委員会 環境省京都御苑管理事務所)という企画で、御苑内の一部区域でライトダウン(照明を点けない)が行なわれ、並行して閑院宮(かんいんのみや)邸跡で関連の講演会や演奏会、紫式部が『源氏物語』を書いたところといわれる御苑東隣の蘆山寺(ろざんじ)でもライトダウンと夜間拝観が行われました。


企画の趣旨は「平安時代の日本人は自然の一部として暮らしていた。しかし今では当時の環境条件と類似した雰囲気を感じることは難しくなっている。そこで広大な樹林が広がる京都御苑をライトダウンして「平安王朝の夜」を再現し、御苑の森を体感する機会を作ることにした。源氏物語に描かれた秋の夜長を体験しながら、環境にやさしい暮らしを考えるひとときをもちたいと思う」(京都御苑のホームページからの要約)ということです。


恐らく今年限りの開催で、10月15、16日と11月10、11日の4日間。ライトダウンは午後8時30分まで。先月に行きそびれたので、昨晩(11日)行きました。


夜の御苑は初めてです。会場は御苑の南西エリアで、北は建礼門から南は九條邸跡までの御苑のメインストリート(?)沿いと、西は閑院宮邸跡から東は富小路(とみのこうじ)広場まで。知らずに行ったなら、大分暗いな、とは思っても、照明が消されているとは気付かなかったかも知れません。昼の御苑しか知らない私には、まったく違うところに来たように感じられました。


%8C%8E.jpg ほぼ全天を覆う雲が街の明かりを映し、月も昇っていたので真っ暗闇になることはありませんでしたが、暗がりの中で空や木々を眺めていると、遥かな「平安王朝の夜」に想いが飛んで行きます。そして御苑の外とは異なる時間が流れているように感じました。

人出は思った以上に少なく、何もなければいい雰囲気だったのですが、大変残念なことにおばさんが二人、会場全域に聞こえるような大声で話に興じていて、一生懸命雰囲気を壊していました。

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カテゴリー イベント・行事・お祭り
2008年11月12日
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    韮澤 成行
    東京の出版社を退職後、京都に転居。これまでは本の中の話でしかなかった歴史上の出来事が、ここには形跡とは言え今も身近に数多く残っており、現在も遠い過去もいつも並存しているような気がしています。京都には平安時代の初めに実在した人物が、ある寺の井戸から毎夜、冥界に通ったという言い伝えがあります。私も千年昔に行き来できるタイムトンネルを見つけたいと思っています。

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