師走の実感
市内のイルミネーションにはあまり派手なものはなさそうです。四条烏丸の南北に連なる烏丸通のクリスマスイルミネーション(今年が初年。烏丸通沿道懇談会主催。25日で終了)は、会場の延長が短く、電飾を取り付ける木の枝も払われてしまっているので地味目ですが、控えめなところが却って暖かみと綺麗さを醸し出しているような気がしました。
そして何と言ってもお薦めは府立植物園の「観覧温室夜間開園とイルミネーション」企画(23日に終了)。イルミネーションはクリスマスがテーマで、ツリーはもちろん園内の高木。ソリを曳くトナカイ、馬車、楽器を吹く天使たちなど様々な造形がとてもメルヘンチックで、大人も子供も区別なく楽しめる催しです。
温室ではポインセチア展が開かれ、ノートルダム女子大の学生たちによるハンドベルのコンサートもあって(4日間、延べ8回)、これが大人気です。1回90名で先着順(無料)。私も会場前で配る入場券を手に入れるため、夜の開園時刻(5時30分)の1時間近く前から並びました。観覧温室内の会場は正門からの方が近いので、こちらに並ぶ方が有利です。
京都市内で最も大規模なイルミネーションは半導体メーカーのローム(右京区)のものでしょう(25日に終了)。本社の周辺道路と公園が会場で、単色ながら大変豪華。車で通り抜けながら見物できるため車の通行量が異常に多いです。車を通行止めにして道路を歩行者に開放した方がもっと楽しめるはずなのに…
イルミネーションは他にもあったようですが未見です。掲載のタイミングを逸した内容で、なおかつここまで書いてから言うのも何ですが、私がいちばん師走を感じたのは飲食店の前で忘年会らしいグループに出会った時と車の通行量の多さに気が付いた時、そしてデパ地下に行った時でした。
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