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日本国内/京都特派員ブログ 旧特派員 韮澤 成行

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2008年12月27日

除夜の鐘試し撞き ‐知恩院‐


除夜の鐘試し撞き ‐知恩院‐

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今日(28日)午後2時から知恩院除夜の鐘試し撞きがありました。あまり知られていないのか、やっぱり本番じゃなきゃ!ということなのか、観客は500人まではいなかったようで、心配したほど多くありませんでした。大晦日には何万人もの参拝客が訪れ、寒い中を何時間も待たされるらしいですが、そこまでの根性はないので、テレビでしか聴いたことのない音を聴きにいそいそと出掛けて行きました。

日本の三大梵鐘(知恩院、東大寺、方広寺のもの)の一つに数えられる大鐘は、解説に重量が70トンとあり、7トンの誤りじゃないかと思わず眉に唾を付けそうになったことがありましたが、それはともかく試し撞きの様子(22MB) をご覧下さい。


最初に拍子木のようなものが打ち鳴らされ、僧侶たちが鐘の下で円くなって念仏(16MB) を唱え出すと、なぜか大相撲の光景が思い浮かんできましたが、これもともかく、鐘の音は低く柔らかく、心が静まるような音で、テレビで聴いて想像していた音より遥かにいい音でした。


%8E%8E%82%B5%93%B3%82%AB.jpg 撞木も巨大なので、撞き手が親綱を持ち、子綱を持った16人のサポートで「えいひとーつ」「それ」の掛け声とともに撞きますが、撞き手は足を踏ん張って親綱にぶら下がるようにして床とほぼ平行になるまで体を倒します。この独特の撞き方を御存じの方は多いでしょうが、僧侶というよりはまるでスポーツ選手。写真の撞き手の恰好はハンマー投げのフォームに似ていませんか?全身に強い筋力がないととてもできそうにない技です。


僧たちが交代で撞いていきますが、若い僧がタイミングを合わせられずに何度かやり直し、うまく撞けた時には観客から(多分)励ましの拍手が沸き起こりました。最後も初めと同じように念仏を唱え、45分ほどで終了しました。何回撞いたか数えてはいませんが、大晦日には1分に1回の割で108回撞くので、この倍の時間がかかるそうです。

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カテゴリー イベント・行事・お祭り
2008年12月27日
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    韮澤 成行
    東京の出版社を退職後、京都に転居。これまでは本の中の話でしかなかった歴史上の出来事が、ここには形跡とは言え今も身近に数多く残っており、現在も遠い過去もいつも並存しているような気がしています。京都には平安時代の初めに実在した人物が、ある寺の井戸から毎夜、冥界に通ったという言い伝えがあります。私も千年昔に行き来できるタイムトンネルを見つけたいと思っています。

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