御用水清祓・鉾建て ‐祇園祭‐
今日はそんな日で、午前に御用水清祓(ごようすいきよはらい)、夕方にお迎え提灯、夜は神輿洗いがありました。
同じ時間帯に離れた場所で複数の行事が行われる場合にはどれか一つしか見られないので、祇園祭のすべての行事を1年で見るのは不可能ですが、今年は一般にあまり知られていない行事の紹介に力を入れてみたいと思っています。
小雨の中、午前10時に八坂神社の神官と氏子たちが橋上に集まり、南側の斎竹の間から、長い綱をつけた桶で数回に分けて鴨川の水を汲み上げました。その後、川の東岸の四条大橋から南へ下った宮川堤といわれる辺りの遊歩道に設けられた祭壇で汲んだ水の御祓いをします。
私は最初から祭壇の近くに待機していました。神社関係者の他にも何人か写真を撮りに来た人たちがいましたが、橋上での儀式が始まると見物人全員が橋の上に移動して行きました。私は場所を変えなかったので、これまで祇園祭の写真集などでも見たことがない冒頭の写真を撮ることができました(ラッキー!)。
そして今日から鉾建てが始まりました。今日始まったのは長刀鉾、函谷鉾、菊水鉾、鶏鉾、月鉾の5基です。14日までにはすべての山鉾が建ち揃い、宵山の行事が始まります。神輿洗いには行かなかったので、昨年の様子をご覧下さい。
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