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日本国内/京都特派員ブログ 旧特派員 韮澤 成行

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2009年7月12日

鉾曳き初め ‐祇園祭‐


鉾曳き初め ‐祇園祭‐

%89g%82%AB%8F%89%82%DF_%92%B7%93%81%96g2.jpg 新年を迎えるといつも葵祭と時代祭、それに祇園祭の山鉾巡行の日の曜日が気になります。祭とは本来宗教行事であり、曜日によって祭日が決まるわけではありません。宗教行事は曜日とは無関係にあくまで決まった日付で行われます。近年、宗教行事ではないにも関わらず祭と称するイベントが行われることがありますが、それは厳密に言えば祭ではなく疑似祭です。

とまあこんな話はともかくとして、上記の三大祭の日はただでさえ会場が混雑します。ましてや休日と重なると一層混雑することは予想がつきます。そういうわけでいつも年の初めには祭の曜日が気になるのです。そして鉾曳き初めの日の今日は日曜日でした。案の定、一昨年や昨年以上の人出がありました。


%93%EC%8A%CF%89%B9%8ER%82%CC%90%5E%8F%BC.jpg 予定通りなら今回のタイトルには「松取式」が加わるはずでした。松取式とは南観音山(中京区新町通蛸薬師下る百足屋町)と北観音山(中京区新町通六角下る六角町)がそれぞれの真松(鉾の真木に相当する)として、新しく切り出された2本の松のどちらを使うかを決める行事です。両山の代表者がじゃんけんでくじ引きの順番を決め、勝った方が先にくじを引き、優先権を得た方が先に松を選びます。(左の写真は南観音山の今年の真松)

どうということのない?行事ですが、それでもこれはこれとして伝統のあるものなので一度見ておこうとしたわけです。新町通の南観音山と北観音山との間で、お昼頃にやると聞いていたので昼飯前に行きました。ところが12時を大分過ぎてもそんな気配はありません。やることは間違いないのですが、待っている場所もない上、暑さに耐えられなくなって今回は諦めました。というわけで、今日は鉾曳き初め見物の話だけです。


%89g%82%AB%8F%89%82%DF_%8C%7B%96g.jpg 昼食後、3時少し過ぎに四条室町に行くと、函谷鉾の曳き初めはもう終っていて、鶏鉾が動き始めていました。鶏鉾の曳き初めはいつも華やかです。
鉾と同じ町内にある池坊短大や専門学校の女子学生たちがカラフルな浴衣姿で参加するからです。室町通にある鶏鉾と菊水鉾が四条通を跨いで行き来すると、四条通は一時車両の通行が遮断され、付近はひどく渋滞します。でも文句をいう人など多分誰もいないはず… 何せ世界に名立たる?祇園祭ですから…と言うより諦めか?


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その後、月鉾が動き出し、続いて菊水鉾、そして少し離れた長刀鉾が一番長い距離を往復し、午後4時半前に今日の鉾曳き初めはすべて終了しました。明日(13日)は新町通で午後3時から北観音山、南観音山、放下鉾、船鉾、岩戸山の曳き初めが、また14日の午前11時から、舁(か)き山では唯一、橋弁慶山の舁き初めが行われます。


先にも書いた通り今日は日曜日だったため、四条通は山鉾巡行当日のような賑わいでした。そして大変暑い一日でした。

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カテゴリー イベント・行事・お祭り
2009年7月12日
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    韮澤 成行
    東京の出版社を退職後、京都に転居。これまでは本の中の話でしかなかった歴史上の出来事が、ここには形跡とは言え今も身近に数多く残っており、現在も遠い過去もいつも並存しているような気がしています。京都には平安時代の初めに実在した人物が、ある寺の井戸から毎夜、冥界に通ったという言い伝えがあります。私も千年昔に行き来できるタイムトンネルを見つけたいと思っています。

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