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日本国内/京都特派員ブログ 旧特派員 韮澤 成行

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2010年1月 1日

八坂神社初詣


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八坂神社初詣

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京都市動物園のアムール虎・ビクトル(♂)です。今年1年よろしくお願いします。


虎はともかく、私は四条河原町付近を歩いている内に新年を迎えました。初詣に行こうと八坂神社に向かっていたのです。四条通は木屋町通から東が車両通行止めです。広々とした車道を通って東に向かうと、花見小路通を過ぎた先でもう前へ進めなくなりました。ここから艱難辛苦の物語が始まります。

%94%AA%8D%E2%90_%8E%D0%8F%89%8Cw%82%CC%90l%94g.jpg 目の前で道幅一杯に広がっている参詣者は果たして何千人いることやら… そして後から後から新たな人波が押し寄せてきます。人波は立ち止まったまま動かなくなり、10歩ほど歩いて長い間立ち止まり、また10歩ほど進んでは立ち止まりの繰り返しで、1時間経っても50メートル進めたかどうか分かりません。体がどんどん冷えてきます。あまつさえ雪が舞い始めました。じっと縮こまる人、体を揺らす人、寒さしのぎにジャンプする人。でも、ここまで来たらもう引き返すわけには行きません。


%8F%89%8Cw_%94%AA%8D%E2%90_%8E%D0%96%7B%93a.jpg 四条通は通行止めでも、東大路通は車両が通ります。並んでから2時間経ってようやく東大路通に辿り着きました。ここまで時速約50メートル。八坂神社の西楼門の下の車道と歩道を隔てるフェンスが撤去されていました。後は警察官の指示で東大路通を渡り、一気に境内になだれ込むだけです。結局、初詣客の列に並んでから本殿に辿り着くまで2時間以上かかりました。境内でも通路でも、立ち止まらないで下さい、との係員の声。至る所に露店が出ていますが、そんなわけでか、人の多さの割に店にはほとんど客が付いていませんでした。


%8F%89%8Cw_%94%AA%8D%E2%90_%8E%D0%8B%AB%93%E0.jpg 四条通に戻りたかったので、参拝の後は一方通行の順路を一旦円山公園に抜け、境内の外を引き返すと再度境内に入ることになりました。ここでも規制に会い、また進めなくなりました。長い間待たされた後、指示通りに進むと再度本殿に向かうことになり、堂々巡りになってしまいます。もう参拝は済んだので、南楼門から抜け出して、弥栄中学(去年、関東から来たらしい高校生風の女の子たちが、「やえいちゅうがく」と言っていたのを聞いたことがあります。「やさかちゅうがく」ですよ!)の裏を通ってようやく四条通に戻ることができました。もう午前3時になろうとしていました。


様々なイベントなどで長時間、列に並んだことは何度もありますが、今回は最悪でした。お陰で徹夜になってしまい、深更の初詣はもう懲り懲りです。
新年早々、愚痴めいた話になってすみません。何はともあれ、今年もよろしくお願いします。


ところで、八坂神社で有名なのは祇園祭と朮祭(おけらまつり)。朮祭は大晦日から元旦にかけて行う神事で、朮などで篝火を焚き、参拝者がその火を火縄(吉兆縄)に移して持ち帰って雑煮を煮、1年間の無病息災を祈願します。そして朮祭に詣でることが
朮詣り(おけらまいり)で、そもそも「おけら」とは薬草(胃薬)のことで「白朮」とも書きます。

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左の写真はその篝火で、右の写真は朮の火を移して持ち帰るための火縄売り。火縄の値段は知りません。かまどで煮炊きする家などもうないかも知れず、火の付いた縄を持って車や電車には乗れません。燃える火縄を持って歩いている人を見たのはたった一人だけでした。

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      京都特派員
      韮澤 成行
      東京の出版社を退職後、京都に転居。これまでは本の中の話でしかなかった歴史上の出来事が、ここには形跡とは言え今も身近に数多く残っており、現在も遠い過去もいつも並存しているような気がしています。京都には平安時代の初めに実在した人物が、ある寺の井戸から毎夜、冥界に通ったという言い伝えがあります。私も千年昔に行き来できるタイムトンネルを見つけたいと思っています。

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