伏見稲荷大社初詣

公開日 : 2010年01月02日
最終更新 :
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伏見稲荷は正月三箇日の参拝者数が関西で最も多い(例年250万人を超える)神社ですが、それは「商売繁盛」という同社一番のご利益が人々を最も強く引き付けるからでしょうか…?

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参道に信号があるわけでなく、人は多いのに一度も立ち止まることなく順調に足が進みます。100数十メートル先の楼門までは意外なほど楽に到達でき、この調子ならと思ったのも束の間、門を入るなり目にしたのは人々で埋め尽くされた境内。拝殿で左右に分けられた参拝客はその裏で再び合流します。蝸牛の歩みすらこれに優るほどの停滞ぶり。本殿前の階段の途中で振り向いて見た人の多さは壮観でした。人々が鳴らす沢山の大きな鈴のガラガラという音に晒され続けること30分余り(実にうるさかった!)、何とか拝礼場所まで辿り着きました。八坂神社では境内に入るまでとんでもない時間がかかりましたが、伏見稲荷は境内の楼門を入ってからの方が大変でした。

この後すぐに帰る積りで行ったのですが、少し欲が出て、折角なのでおもかる石や絵馬所がある奥の院(奥社奉拝所)まで行ってみることにしました。奥の院に至る千本鳥居は一方通行になっていました。往路の左の鳥居のトンネルの手前で既に渋滞が始まっています。復路の右のトンネルから出てくる人々から「何これ、凄いね!」と言う話し声。と言うことは少し前までは混んでいなかったようで、何という間の悪さ。普段なら1分もかからずに通り抜けられる100メートル足らずの参道ですが、今回は30分か40分もかかりました。奥の院から更に先へ行きたい人達は別の道(こちらの方が稲荷山への近道)に逸れるしかありませんでした。

ご利益に違いがあるかどうかは知りませんが、混雑が嫌なら初詣は有名神社を避けるか元日以外の日にする方が良さそうです。でも年に一度きりの参拝ではなく、普段からお参りを欠かさないことの方が大切なのでは…と不信心者の私は考えます。

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