宵々山・宵宮祭 ‐祇園祭2010‐

公開日 : 2010年07月15日
最終更新 :
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去年は随分頑張って行事を沢山見たので、今年は少し楽をしようと思っていましたが、いざ祭が始まるとやはりじっとしていられなくなりました。今にして思えば、去年は本当に良く頑張ったねと、自分を褒めてやりたい(またまた古い文句ですね!)、などとは全然思ってもいないわけで、こんな楽屋話はともかく、今日は四条通の南側にある山鉾11基をじっくりめぐり歩いて来ました。

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屋台が軒を連ねる新町通と室町通は時間に関係なく混んでいますが、そうでないところは日中見て回る方が楽です。油天神山から始めて、縁結びで一躍有名になった最後の保昌(ほうしょう)山に着いた途端、そぼ降る雨が突然雷鳴と共に一転して豪雨に。これはかなわん!と思いながらも遠回りをして、宵山の間しか売っていない膳所漢のしみだれ豚饅を買って一旦帰宅しました。

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夜は八坂神社の宵宮祭へ行きました。8時数分過ぎに境内に入ると、既に本殿で神事が始まっていました。この祭は八坂神社が祀る神々の御霊(みたま)を暗闇の中で3基の神輿に遷座する儀式です。この神事は祇園祭の核心行事の一つで、御霊が移った神輿は17日の夜、四条御旅所に渡御(とぎょ)します(神幸祭)。

雅楽が奏される中、祝詞(のりと)があげられ、30分近く経つと境内の明かりがすべて消されました。本殿と拝殿の間に通路が設けられており、回りに注連縄が張られています。琴の音が流れる中、警蹕(けいひつ)が響き渡り、暗闇の中(と言っても街の明かりが雲に反射するので、真っ暗闇にはなりませんでした)、白い幕で目隠しされた御霊が神職によって拝殿に据えられた3基の神輿に移されました。(儀式中、境内では撮影禁止。掲載の写真は解禁後のものです)

儀式の間中、儀式を見ずにぼそぼそ話し続ける若い男女の二人連れ、日本人の彼女?にイチャつく外国人男性、夜店で買ってきたらしいものを食べ始める若い女性たち、暗闇にする必要があるのでケータイやデジカメの液晶画面などを光らせないようにと言われても、何度も注意される若者のグループなどがいて、大変厳粛な儀式でしたが、彼ら彼女らによって極めて不快な気分にさせられてしまいました。(君たちは一体何しに来たの…?!)

1時間足らずですべて終わりました。四条通は八坂神社から四条堀川まで歩行者天国です(午後6時〜同11時)。幸い雨は上ったので、山鉾町まで歩いて宵山を見物して帰って来ました。

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