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日本国内/京都特派員ブログ 旧特派員 韮澤 成行

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2010年7月23日

オハケ清祓式 ‐祇園祭2010‐


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オハケ清祓式 ‐祇園祭2010‐

%83I%83n%83P2010%82%CC%83R%83s%81%5B.jpg 日なたを歩くと紫外線が肌に突き刺さるようで、こっちの方が暑さよりも耐え難い感じがします。そんな今日の最も暑い時間帯にオハケ清祓式が行われました。
場所は三条会商店街の東寄り、北に二条城二の丸御殿の大屋根を望む黒門通の角にある八坂神社御供社(ごくうしゃ)。またの名を又旅(×股旅)所と言う小さな社です。そして所在地の町名は御供町(おんともちょう)。

%96%94%97%B7%8F%8A2010%82%CC%83R%83s%81%5B.jpg もともとこの辺りは神泉苑 の南端でした。神泉苑は祇園御霊会(ぎおんごりょうえ。現在の祇園祭)発祥の地です。御霊会の日(現在は7月24日、還幸祭の日)には斎場を設け、祇園社(現在の八坂神社)の神輿を安置して神饌をお供えしました。これを奉饌祭と言い、社名と町名はここに由来します。


%8C%E4%8B%9F%8E%D02010a%82%CC%83R%83s%81%5B.jpg 2時に行くと神事は始まっていました。オハケとは神泉苑の水辺を表わす芝生に神の依代(よりしろ)となる御幣を立てた斎場のことで、神々の休憩所です。御幣が三本あるのはそれぞれスサノヲノミコト、クシイナダヒメノミコト、ヤハシラノミコガミ用ということでしょうか?そしてオハケ清祓式とは、明日の還幸祭で神輿に乗って巡行して来る神々への奉饌祭において、神霊が乗り移るオハケを祓い清める儀式です。


%83I%83n%83P%90%B4%E2P%8E%AEa%82%CC%83R%83s%81%5B.jpg 知らない人にはこれが祇園祭の行事の一環とは思えないほどこぢんまりとした祭事で、カメラを持った熱心な祇園祭ウォッチャーらしき人たち(私も?)も含めて、観客は高々30人ほど。神事は20分足らずで終わりました。明晩、三条会商店街は還幸祭の神輿渡御で大変賑わい、アーケードの下は大勢の担ぎ手たちの熱気でムンムンします。

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カテゴリー イベント・行事・お祭り
2010年7月23日
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      京都特派員
      韮澤 成行
      東京の出版社を退職後、京都に転居。これまでは本の中の話でしかなかった歴史上の出来事が、ここには形跡とは言え今も身近に数多く残っており、現在も遠い過去もいつも並存しているような気がしています。京都には平安時代の初めに実在した人物が、ある寺の井戸から毎夜、冥界に通ったという言い伝えがあります。私も千年昔に行き来できるタイムトンネルを見つけたいと思っています。

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