五山送り火 2010
昨晩は五山の送り火。今回の見物の満足度は50%程度でした。最も見たかったのは「妙」と「法」でしたが、見えるか見えないか確かめたかったこともあり、敢えてこれらが確実に見えるところには行きませんでした。ただ保険は必要と思い、間違いなく「大文字」が見え、なおかつ「船形」も見えるはずなので、今年は賀茂川に架かる北大路橋に行きました。
今年、大文字山では楢の木が寄生虫によって沢山枯れたそうで、飛び火すると危険なので大文字では燃やす薪の量を2割減らしたそうです。
定刻(午後8時)通りに大文字に火が着きました。燃料が減らされても火勢に衰えは感じられません。10分ほどしてから、大文字が燃え盛っているうちに賀茂川の上流へ向かいました。妙と法があるはずの方角には府立植物園があり、樹木に遮られて何も見えません。大文字山は高いので送り火が見える範囲は広いですが、妙・法と鳥居形がある山は低く、取分け妙と法は見える場所が限られ、その辺りの上空が明らむようなこともありませんでした。結局、妙法は見られず、舟形も北大路橋から見ることは出来ませんでした。
送り火は本来、炎に向かって手を合わせ、先祖に思いを巡らす行事のはず。このような厳粛な行事を見世物にするなどいかがなものかと思いつつも、あれも見ようこれも見ようと動き回っている自分自身を反省!?
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。