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日本国内/京都特派員ブログ 旧特派員 韮澤 成行

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2010年10月23日

時代祭


時代祭

和宮.jpg 昨日(10月22日)は時代祭。毎年見ていると余裕が出来てきます。できるだけ早く行って場所を取り、祭の行列を最初から最後までつぶさに見てやろうという気持がなくなり、別な見方をしてみたくなるのです。
(←和宮役は17歳の高校生)

なのに今年は例年よりも早く京都御苑に行きました。祇園祭の山鉾巡行見物もそうでしたが、行列が始まる前の様子、今回は特に行在所(あんざいしょ)(10時半から30分ほど)を見てみたかったのです。


1. 園児と馬たち.jpg まず目に付いたのが行列に出る沢山の馬たち。用を足しているので大分臭っています。園児たちが大勢で見物に来ていました。


2. 出番待ち.jpg また苑内の芝地のあちこちでは出番待ちの参加者たちが早めの昼食を摂ったり寛いだりしています。


3. 行在所祭.jpg これが行在所祭の光景。朝、平安京を開いた桓武天皇と東京に遷都する前の最後の天皇・孝明天皇の御霊を遷した鳳輦(ほうれん)が平安神宮を出発し、御所の建礼門前に設けた場所(行在所)に安置されます。行在所祭とは時代祭の行列が出発する前に桓武・孝明両天皇の御霊に神饌や花を献じる神事のことです。


4. 団体客.jpg 御苑内を歩き回っていると蛤御門方面から団体客が大挙してやってきました。珍しい光景だったのか、フランス語で話す年配の女性が慌ててレンズキャップをしたままのカメラを向けていました。そして私も1枚パシャッ。


5. 大原女の花束.jpg 白川女(しらかわめ)が頭に載せて歩く花束。キレイですねー!


6. 凝華洞跡.jpg 凝華洞跡の小山は絶好の見物場所です。でもここは柵で囲われ、「さくのなかにはいらないでください」と書かれた立て札もあるのですが、ひらがなも読めない大人たちばかりのようです。


7. 建礼門に向かって.jpg 行列がやってくる方向です。右奥の紅白の幕で囲われた所には場内放送の女性解説者の席があります。「今日は絶好の祭日和です」などと言うので「何言ってんだろう。全天曇りじゃないか!」と思ったのですが、晴れ渡っていると暑くて観客も行列の参加者も大変辛いことになります。そういう意味では確かに祭日和ですが、写真を撮るには良し悪しです。


8. 行列進行方向.jpg 行列は大勢の観客の間を通り抜け、左奥の堺町御門から市街に出て行きます。こんな中を喝采を浴びながら歩いてみたくありませんか?正面奥が行列の一番の撮影ポイント。プロ・アマを問わずカメラの放列がすごく、混雑もひとしおです。


9. 出番待ち(静御前).jpg 観客も立ち入れる楽屋裏(行列参加者の待機場所)です。婦人列はどこも超人気で見物客やアマチュアカメラマンでごった返しています。こちらは静御前とその童女。花街のきれいどころです。


10. 桂女.jpg こちらは桂女(かつらめ)列のオネーさんたち。毎年馴染みのお顔ですが、皆さん楽しそうですねー


11. 出番待ち(室町洛中風俗列).jpg 室町洛中風俗列の舞台裏も華やかで人気が高いです。


12. 吉野太夫.jpg 書かなくても分かると思いますが、吉野太夫です。


14. 室町洛中風俗列.jpg 室町洛中風俗列の一部。音楽隊です。


13. 出雲阿国.jpg 歌舞伎の創始者、出雲阿国です。大徳寺の塔頭(たっちゅう)高桐院に墓所があるそうです。


15. 孝明天皇の鳳輦.jpg 祭も終盤になると観客数がぐんと減ります。招待席や有料席の後ろは比較的見物しやすいですが、写真は撮りにくいです。この写真を撮った芝地は道より40~50センチほど高くなっているのでよく見えます。


16. 淀君.jpg 三条通を進む淀君と侍女たち。


17. 静御前.jpg 楽屋裏をお見せした静御前と童女。


18. 巴御前.jpg 巴御前です。背景の建物や看板、観客たちがいい雰囲気を出していませんか?


19. 外国人参列者.jpg こちらは全員外国の方々のようです。祇園祭では舁(か)き手が全員外国人という山があります。


20.百済王明信.jpg 百済王明信です。三条通の観客数はこんなもの。ちょっと寂しいかも...


オシマイ。

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カテゴリー イベント・行事・お祭り
2010年10月23日
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    京都特派員
    韮澤 成行
    東京の出版社を退職後、京都に転居。これまでは本の中の話でしかなかった歴史上の出来事が、ここには形跡とは言え今も身近に数多く残っており、現在も遠い過去もいつも並存しているような気がしています。京都には平安時代の初めに実在した人物が、ある寺の井戸から毎夜、冥界に通ったという言い伝えがあります。私も千年昔に行き来できるタイムトンネルを見つけたいと思っています。

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